日本外相「ジョンヒョンベク、国連で慰安婦を「性奴隷」と表現…非常に残念」

「事実に反しており使用しないことに、2015年の慰安婦の合意当時に、韓国側も確認」

日本政府は、スイスのジュネーブで22日(現地時間)開かれた国連の女性差別撤廃委員会の会議でジョンヒョンベク女性家族部長官が慰安婦問題に言及し、「性奴隷」という表現を使ったとし抗議した。

共同通信によると、河野太郎外相は23日、現地で記者たちと会って「事実に反する言葉が使われた。受け入れられない。非常に残念だ。」と述べた。

井原純一ジュネーブ駐在日本大使は「日本として受け入れられない。非常に残念だ。」とチェギョンリムジュネーブ駐在韓国大使に電話をかけて抗議した。

これに対しチェ大使は「本国に確認する。」と述べたと共同通信は伝えた。

この日チェ長官は、韓国の女性差別条約履行状況を審査する国連女性差別撤廃委員会の会議に出席して委員と問答する過程で慰安婦被害者の生活支援など韓国政府の活動を説明しながら「性奴隷」という表現を用いたと共同通信は伝えた。

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ジョンヒョンベク女性家族部長官[聯合ニュース資料写真]

井原大使は、この会議が終わった後、現地の日本の記者たちに「性奴隷という言葉は、事実に反しており、使用してはならないというのが、日本側の考えだ。」とし「韓日慰安婦の合意時にも韓国側と、これを確認した。」と主張した。

性奴隷という表現に関しては、韓国政府の慰安婦合意検討タスクフォース(TF)の検討報告書にも記載されている。

日本側は韓国側に「性奴隷」の表現を使用しないことを望んでおり、韓国側は政府が使用する公式名称は「日本軍慰安婦被害者問題」としたことをプライベート部分で確認したと報告書は指摘している。

日本の外務省は同日、別途資料を出し「韓日間の2015年慰安婦合意では、この問題が最終的不可逆的に解決されたことを確認したし、国連など国際社会で慰安婦問題での相互非難・批判をしないことにした。」と主張した。

続いて「日本は性奴隷が事実に反するので使用してはならないという考えであり、この点は、日韓合意当時、韓国側も確認した。」とし「それでも韓国代表団がこの言葉を使ったのは非常に残念だ。」と付け加えた。

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日本外務省の姿[聯合ニュース資料写真]

聯合ニュース
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ