日本災害の中で輝いたネイバーLINE…混雑した電話の代わりに活躍

災害時の家族の安否を確認する手段として、ネイバーのLINEが大きな役割をやり遂げた。

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日本の産経新聞の報道によると、突然の地震発生でネットワークが壊れる被害と混乱が重なった中、ソーシャルメディア(SNS)プラットフォームが電話を代替通信手段として注目された。

先月18日午前、大阪市で発生した地震でNTT西日本の通信設備に故障が発生し、約1万2800本の電話が不通になる事故が発生した。

列車が停止し、混乱が重なる状況。電話の使用が困難になると、市民は戸惑いを隠せずに不安に苦しめられた。

不安と混乱が重なると、事故が発生した会社を含む移動通信会社が公衆無線LANを開放してラインメッセンジャーアプリとソーシャルメディア(SNS)を介して、家族の安否を確認するなど、携帯電話を代わりにした通信手段になった。

電話回線は、各キャリアが回線を独占して使用するが、無線網の場合キャリア間でのデータ交換のために回線を共有して、事故発生でも使用が可能だった。

これは日本の熊本県で、ネイバーLINEを非常時連絡手段として評価し、4月に「LINEを活用した避難訓練」を進行した。避難指示、負傷者の有無などの情報をラインアプリに転送して「グループ機能」を使用して、市民が共有することができる災害情報網を構築した。

SNSの利用率と効果が立証されると、人工知能(AI)を組み合わせて、災害に備える努力が進行中だ。

慶應義塾大学情報通信政策学山口教授は去る4月にネイバーLINEとSNSを介して伝えられた情報をAIが収集・分析した「災害対応とサポートの指示」を、日本政府と各地方自治体に提言した。

山口教授は「大阪の地震でSNSが威力を発揮することを、誰もが見ていた。」とし「AIの分析を介して情報を正確に整理・分析し、これをもとに消防当局の初動対応を前倒しして被害を減らし、正しい情報で混乱を減らすことができるなど、いくつかの効果が期待される。」と述べた。

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一方、総務省の調査によると、2012年に41.4%であったLINEなどのSNS利用率は2016年71.2%に増加し、若者だけでなく、幅広い世代で利用されており災難・災害のほか、さまざまな活用が期待される。

ネイバーLINEは、2011年3月に発生した東日本大震災当時にも電話の代わりに、家族や知人などの安否を確認するのに活用された。

世界日報
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ