「東海・日本海」23年の議論終わりそう…国際海図「名前の代わりに固有番号」
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国際水路機構が発刊した国際海図には韓国の東海が日本海という名で表示されています。
韓国政府は東海という名称も併記するために20年余りの間、日本と論争を繰り広げてきましたが、新たに製作され海図では、最初から名前の代わりに、海別に固有番号を付ける方式が採択されると見られます。
キム・ドウォン記者です。
[記者]
1953年に国際水路機関、IHOが発刊した海図「海洋と海の境界」です。
韓国東海の名前を「日本海」と表示しています。
日本はこの海図を根拠に、さまざまな地図に「日本海」という名前だけ使わなければならないと主張してきました。
しかし、これからは日本がこのような主張をすることはできなくなる見込みです。
IHO事務総長が加盟国に送った海図改定協議の結果報告書です。
政治的論争で改正作業が遅れているとして、すべての海に名前の代わりに固有番号を付与する案を提示しました。
固有番号の方が名前を使うよりデジタル時代に適しているという説明も付け加えました。
韓国政府は原則的に賛成すると明らかにし、アメリカ、スウェーデン、カナダなども支持の立場を示しました。
日本は趣旨を理解するとして建設的に協力するという立場です。
改正案は11月の総会で決定されますが、特別な事情がなければ可決される見通しです。
政府が去る1997年IHOで東海・日本海の併記を主張してから20余年を経て、完全に新しい体系を作る方式で結論が出ることになります。
[ジュ・ソンジェ/慶煕大学教授:Japan Sea(日本海)の単独表記に問題があることを加盟国が全て認識したものであるため、これを根拠にして民間地図製作社、インターネットポータルにもっと積極的に説得する作業が必要だと思います。]
政府は、今後各国政府や地図製作会社と1対1で東海の名称を広報することが、もっと重要になると見て積極的に努力する方針です。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ