「乱雑に広く散らかした遺体、立ち上る煙」…日本慰安婦虐殺映像初発見

20180228-03.jpg

日本軍に虐殺された慰安婦の惨めな姿が映された映像が初公開された。映像を発見した研究チームは、殺害された女性たちが朝鮮人慰安婦の可能性が非常に高いと推測している。

ソウル市とソウル大学人権センターは27日開かれた「韓・中・日の日本軍慰安婦の国際カンファレンス」で日本軍に殺害された慰安婦の遺体が積まれている映像を公開した。 約19秒のこの映像は、1944年9月に中国ウォンナンソントンチュンで米中連合軍(以下、連合軍)が撮影したものである。映像には、日本軍に虐殺された慰安婦の遺体が乱雑に広く散らかされている姿が入れられた。中国軍兵士が体を埋葬する場面も捕捉された。

ソウル大学人権センタージョンジンソン教授の研究チームは、虐殺された慰安婦が朝鮮人である可能性が高いと発表した。研究チームのバクジョンエ東国研究教授は、国民日報との通話で、「過去に公開された資料を見たときの映像に登場した女性が朝鮮人慰安婦であると思われる。」と述べた。

朴教授が言及した資料は、ソウル大研究チームが2016年発掘した「慰安婦虐殺現場写真」をいう。写真は1944年9月15日、連合軍によって撮影された。連合軍は、撮影前日の14日、約3ヶ月間間攻撃してきたウォンナンソンガラン忠義??軍占領地を占領することに成功した。当時ここには日本軍に連れてこられた朝鮮人慰安婦70~80人がいた。写真の中の遺体の服装と映像の中の遺体の姿が完全に一致して、死体を収拾する中国軍兵士も両方に登場することから、写真と映像が同じ場所で撮影されたものと推定される。

当時、連合軍の文書にも映像の中の遺体が朝鮮人慰安婦であることを裏付ける部分が出てくる。連合軍は、ドキュメントに「1944年9月13日の夜に、日本軍が朝鮮人女性30人を銃殺した。」と記録した。 13日はトンチュンが陥落する一日前だ。したがってこの時、日本軍に虐殺された朝鮮人女性の遺体を連合軍が翌日写真と映像で残したという推測が成り立つ。

パク教授は「残酷だった歴史をただ文書で見るのと映像と一緒に接することの重みは違う。」とし「日本軍の残虐行為の実態を告発し、その実体の歴史的想像力を満たしてくれる資料が初めて登場した」と説明した。続いて「すでに日本軍の慰安婦加害責任を問う資料はたくさん発掘された。」とし「日本は責任を認めて慰安婦問題についての真の謝罪をしなければならない」と付け加えた。

国民日報
https://goo.gl/dxYtU9

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ