日本徴用工被害者が更に増えた…「大之浦炭鉱朝鮮人1896人と推定」
国家記録院、故キム・グァンニョル氏寄贈炭鉱職員名簿分析結果公開
日本総督府の労働力調査統計一般に初公開…「緻密な計画の証拠」
日本植民地時代の福岡にある「貝島大之浦」炭鉱に連行されて強制的に徴用された朝鮮人が約1900人と推定されるという政府の調査が出た。
これまで公開されたリストにはなかった被害者が含まれていた可能性があるだけに、政府次元の追加確認調査が必要に見える。
行政安全部国家記録院は、在日同胞の故キム・グァンニョル(1927~2015)氏が寄贈した「貝島大之浦第6・7坑炭鉱労働者リスト」原文の分析結果を31日、公開した。
これは、キム氏が2017年国家記録院に寄贈した朝鮮人強制徴用工関連文書全2337冊のうちの一つだ。
1900~1950年代の貝島大之浦炭鉱労働者の個人情報が記載されている。労働者の名前、生年月日、本籍、戸主、家族関係、雇用年・月・日、逃走・死亡・帰国など解雇の理由、解雇年・月・日などである。
国家記録院がリストに記載された労働者総8486人から朝鮮人かどうかを検証し、内1896人が朝鮮人(本籍基準)と推定されるという結論を下した。
福岡県の資料によると、1944年1月末基準で、この島大野浦炭鉱に動員された朝鮮人労働者は7930人である。「麻生」炭鉱の7996人に次いで二番目に多い数字だ。
ホ・グァンム日本強制動員平和研究会研究委員は「キム氏が直接貝島大之浦炭鉱事務所で発見したこの資料の朝鮮人推定人物すべてが強制徴用者と断定できない」と述べながらも、「盧泰愚(ノ・テウ)政府の時、日本政府から渡された強制徴用名簿に記載された48万人(マイクロフィルム)からは貝島大之浦炭鉱労働資料は抜けていた。 朝鮮人強制徴用工被害が発覚することを懸念し、炭鉱会社側が隠したのではないか」と述べた。
ホ委員は続いて「既存の公開されたリストにはない被害者が追加確認される可能性が高い」とし「ただ、このリストを活用するには、私たちの政府に申告された強制徴用被害者22万人の再調査を並行しなければならない」と強調した。
この日、強制徴用現場の惨状を生々しく見せる貝島大之浦7抗露天トンネルで働く朝鮮人の写真4点と、キム氏が炭鉱労務系職員と数回会って資料を収集した経緯が詳細に記録されている日記(1976年7~8月)のソースも一緒に公開された。
キム氏は1943年に日本に渡り、福岡地域で教職生活をし、40余年の間、日本の3大炭鉱地域であり、代表的な朝鮮人強制動員地域である築豊地域を中心に朝鮮人強制動員関連の文書を収集・研究した専門家だ。2008年建国勲章愛族章を受けた独立有功者キム・ジョムハク氏の息子でもある。
国家記録院はまた、1940年に朝鮮総督府が生産した「労務資源調査に関する件」というタイトルの文書原本を公開した。
この文書は、朝鮮総督府が朝鮮全域の労働力を調査するために、1940年3~9月各道に示達して返信してもらった公文書と提出された統計資料が盛り込まれた。 これまで、学界の研究論文として発表されたことがあるだけで、一般に公開されたのは今回が初めてだ。
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ