日本外務省文書でも「韓国は重要な隣国」を削除

安倍市政演説に続いて「現在の関係」の修飾語抜ける

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日本の外務省インターネットのホームページに掲載されている韓国関連記事で、最近「韓国は最も重要な隣国」という表現が削除されたことが確認された。

日本の外務省は先月27日付でホームページに掲載した韓国の「基礎資料」の記事の中で韓日関係(政治関係)に項目の「日韓関係には困難な問題があるが、これを適切に管理し、様々な分野での協力を進めて日韓関係を未来志向的に進展させていくことが重要だ。」と述べた。

外務省はまた、この記事で昨年5月に安倍晋三首相のムン・ジェイン大統領当選への祝電から今年2月、平昌冬季オリンピックの開会式に出席まで、これまで両国間進行されてき首脳と閣僚の外交関連事項を詳細に説明した。

しかし外務省は、以前はその文書で韓国を「戦略的利益を共有するための最も重要な隣国」と表現したが、今度はこのような修飾語がまったく入らないことが分かった。外務省は2ヶ月ごとに、この文書を補完・修正している。

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日本の外務省が先月27日にインターネットのホームページに掲載した韓国の「基礎資料」の記事の中で、両国関係(政治関係)部分のキャプチャ。以前とは異なり、韓国を「重要な隣国」と表現していた修飾語が抜けている。

外務省がこのように、今回の記事で「現在の韓日関係」を規定する表現を削除したのは、韓国政府がムン大統領就任以来、2015年に行われた「韓日慰安婦合意」のプロセスを検証した結果「その手続きと内容に大きい欠陥があった。」(昨年12月)という立場を出したものと無関係ではないと思われる。

これと関連し、安倍首相も今年1月の国会施政演説で「ムン大統領とは、これまでの両国間の国際約束、相互信頼の蓄積の上に未来志向的に新しい時代の協力関係を深めていく。」としただけで、現在の韓日関係については別に記載していなかった。

安倍首相は、2013~14年の施政演説で韓国を「基本的価値や利益を共有するための最も重要な隣国」と表現したが、2015年の演説では、当時の日本植民地時代、過去の歴史問題をめぐる両国の対立深刻化された点などを考慮したように「基本的価値・利益共有」の部分を抜いたまま「最も重要な隣国」とだけした。

そうするうちに、北朝鮮の核・ミサイル挑発が頻繁になった2016~17年施政演説では「戦略的利益を共有するための最も重要な隣国」に戻って表現を変えた。

そのため安倍首相の演説に続き、外務省の文書でさえ、韓国が「重要な隣国」という表現が抜けたのは、日本政府がそれだけ日本軍慰安婦など韓日間の過去の問題を不快に思っていることを裏付けているものと解釈される。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ