「長期没落」日本半導体…「復活」始動するのか?

[アンカー]

かつて日本は世界の半導体市場で絶対強者として君臨した時期がありましたが、1990年代から競争力を失い、没落の道を辿ってきました。

しかし、最近続いている米中間の対立や半導体供給不足を、むしろ再生のチャンスとして捉えるため、新たな戦略を展開しているそうです。

東京に繋いで詳しい内容を調べてみます。

パク・ウォンギ特派員! 最近日本である電子メーカーの半導体工場増設が話題になったそうですね?

[記者]

はい、そうです

電子メーカー「ソニー」が最近、日本南部の長崎に半導体工場を竣工しました。

日本国内ではソニーの半導体工場新設が14年ぶりに建つという点に注目しています。

代表的な説明を聞いてみましょう。

[吉田健一郎/ソニー社長:半導体を国内で生産することに大きな意義を感じております。 世界に向けた生産体制をさらに強化します。]

ここで生産する半導体はカメラレンズに入ってきた光をデジタル信号に変える一種の特殊半導体です。

ソニーは現在、同製品分野で世界トップではありますが、かつてのように投資に二の足を踏めば、韓国メーカーなどにまた追いつかれることもありうると、地元メディアは分析しています。

[アンカー]

日本では、このように半導体製造施設への投資やグローバル半導体企業の誘致が相次いでいるそうですね?

[記者]

はい、そうです

世界半導体ファウンドリ部門1位の台湾TSMCが、茨城県つくば市に研究開発施設を建て、生産工場の新設も検討すると述べました。

日本政府も補助金の支給等で積極的に支援していく方針です。

梶山経産相は先月、「半導体産業が国家の命運を握っている。 政府当局が思い切った戦略を打ち出す」と強調しました。

経産省は海外半導体企業の誘致と共同開発、投資促進政策を来月5月中に打ち出す方針ですが、次世代技術を確保し、半導体産業を復活させるという意欲を燃やしています。

[アンカー]

日本も一時、世界の半導体市場を牛耳った時代がありましたが、今は韓国をはじめ、米国や台湾がリードしています。

日本の半導体衰退、いつから始まったのですか?

[記者]

はい、そうです

日本の半導体が世界を席巻したのは1980年代と90年代です。

1988年当時、日本の半導体の売上基準世界市場シェアは50%を超えました。

売上上位10社の順位に6社がランクインしました。

しかし21年後の2019年のシェアは10%にとどまり、上位10社の順位にも辛うじて1社だけが名を連ねるほどです。

日本の半導体産業は1986年の日米半導体協定などで米国の通商圧力が激しくなり、業界が市場の変化に追いつけず衰退の道に入りました。

その後、2010年代に入り、日立、東芝、パナソニックなどの半導体事業分野が次々と倒産、売却される屈辱を受けました。

[アンカー]

日本の半導体の没落にアメリカの影響が出たとも言えるでしょうね。

ところで、最近日本が半導体の復活を夢見るようになったのも米国の影響だそうですね?

[記者]

はい、そうです。

最近、米中間の覇権競争が加熱している状況で、今月中旬、日米首脳会談がありました。

両首脳は「中国を牽制し、自国の産業を保護する」ため、半導体の投資開発でさらに手を組むことにしたのです。

[ジョー・バイデン/アメリカ大統領4月16日日米首脳会談:私たちは安全で信頼できる5Gネットワークの振興から半導体のような主要分野のサプライチェーン協力の増大まで、多様な分野で共に歩んでいきます。]

これにより、日本は米国という強固な背景をバックに台湾などと共に連合戦線を構築し、半導体の開発と生産に拍車をかけるという見通しが出ています。

これについてニューヨークタイムズは、「日米両国が互いを潜在的な技術競争者とみなしていた1980年代に比べると、注目すべき変化だ」と評価しました。

[アンカー]

日本は変化する環境を捲土重来の機会にしたいようですが、これからどのような見通しが出るのですか。

[記者]

はい、約2年前、日本が半導体関連の輸出規制で我々の虚を突いたことがあります。

半導体の直接生産は韓国に依然として遅れをとっていますが、素材と装備分野では日本の技術力を無視できません。

特に最近、半導体の主な消費先である自動車産業分野で、日本は強みを持っています。

日本は自国産業に半導体を安定的に供給することが重要になったので、技術開発はもちろん、今後海外半導体企業の誘致に積極的に乗り出すと思われます。

このような動きを政府と業界がよく把握し、適切に対応していくことがより重要になりました。

東京からお伝えしました。


スレ主韓国人

没落した日本の半導体産業をまた復活させることは不可能に近いと思います。
過去と違って、最近では半導体産業の技術力、超格差の速度があまりにも速くなっており、投資規模も天文学的な水準であるため、すでに基盤を固めて半導体技術力を持っている企業に半導体産業の後発走者が追いつくのはほとんど不可能に近いと思います。

日本の半導体産業はもう終わりだと思います。
特に半導体生産分野でもその粗末さで中国にも押されるのが日本の現実。
中国は14ナノに届くSMICというメーカーもあるけど日本はそれさえもない。

[参考]

2019年世界半導体市場における国別シェアの現況

1位 アメリカ(55%)
2位 大韓民国(21%)
3位 ヨーロッパ(7%)

ttps://bit.ly/2QGN9r5

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ