「手放せない」…韓国で半導体材料を生産することにした日本企業
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日本政府の輸出規制が強化され、長期化すればするほど、日本企業の収益の損失も避けられません。政府の言葉だけ聞いていては大変なことになると思ったのか、日本のある素材企業が韓国で半導体材料を生産し、サムスンに納品するための準備作業に入ったことが確認されました。
パク・チャングン記者が単独取材しました。
[記者]
仁川松島にある「TOK先端材料」の生産工場です。
日本の代表的素材企業TOKが株式の90%を持つ韓国内法人です。
TOKは、これまで先進的なシステム半導体の極紫外線工程に使われる「EUV用フォトレジスト」を日本で生産し、サムスン電子に納品してきました。
TOK韓国法人側は今後、韓国の工場でEUV用フォトレジストを生産し納品する準備をしていると明らかにしました。
具体的な製造時期は明らかにしていませんが、日本の輸出規制の長期化に備えて、最大の顧客であるサムスンの販路を安定化する目的です。
【TOK韓国法人の関係者:一先ず、サムスンでどうしても(EUV用フォトレジストを)必要としており、韓国で制作をする方へ行くのが望ましいでしょう。】
最近、日本企業が韓国や第3国の生産工場を通じた迂回輸出で規制を回避しようとする動きを見せていますが、実際に確認されたのは初めてです。
まだ日本政府の輸出許可が一件も出ていない「高純度フッ化水素」も韓日合弁法人を通じた国内生産の可能性が議論されています。
輸出規制が長期化局面に入って、収益の損失と販路断絶を懸念する日本の業界も、もはや自国政府の顔色を伺っていることができない状況になったと分析しています。
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ