世界最大のロビー市場、米ワシントン「Kストリート」…最大手は韓国

2016年以降は韓国政府と企業などが日本より多く使用
合計1億6551万8893ドル(約2002億7786万ウォン)に達する
「ロビイストが米司法省に提出した金額基準」、裏金は除外

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米ワシントンの「Kストリート」は世界最大のロビー市場だ。 ここには米国の最高のロビイストたちが集まって顧客の利益のために走り回っている。 ニューヨークのウォール街が資本を売買する所なら、ワシントンのKストリートは立法と政治的影響力が売買される街であるわけだ。

米国企業と圧力団体はいわゆる「ワシントン事務所」をKストリートに置いている。 そのため、海外諸国と企業も米国を動かすためにここに集まってくる。

最近、米市民団体の責任政治センター(Center for Responsive Politics)が2016年以降、外国政府や企業などがKストリートでいくら使ったかについて追跡し、集計を開始した。 センターによると、その年以降、Kストリートでロビー資金を最も多く使った国は韓国だ。

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日本より950万ドルさらに投入

韓国政府と民間部門が2016年以後、計1億6551万8893ドル(約2002億7786万ウォン)を使った。 これは日本が同期間に使ったロビー資金1億5698万7698ドルより約950万ドルほど多い。

日本に次いでロビー資金を多く使った国はイスラエルとカタール、サウジアラビア、中国の順だった。 また、海外国家や企業などが同年以後、米国で使ったロビー資金は20億388万ドル程度であることが分かった。

文大統領就任後の2017年以降急増、「2015年以前のものは分析中」

韓国のロビー資金は2017年に急増した。 ムン・ジェイン大統領が就任した年だ。 同年、韓国政府は5198万ドルを、企業などの民間部門は1154万ドルを投入したことが分かった。 同年1年間、韓国がワシントンに使ったロビー資金は6300万ドル以上だった。 何よりも政府のロビー資金が1年前の633万ドルから5198万ドルへと8倍以上増加した。

責任政治センターは中央日報あてに送った電子メールで、「ロビー資金のデータは“海外代行会社登録法(FARA)”に基づき、ロビイストが法務部に提出した書類を基にまとめたものだ」と説明した。 外国政府と企業などが秘密裏に使ったロビー資金は把握されないという話だ。

また同センターは、「2015年以前の外国政府などからのロビー資金のデータはまとめて分類している段階だ」と説明した。 センターが昨年初めて外国のロビー資金を公開した。 昨年初めて公開されたロビー資金は、2017年と2018年度分だった。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ