日本の小惑星探査機「はやぶさ2」、7つの世界初を達成
小惑星に人工穴を作り内部の物質採取など
日本専門家「技術的に欧米より10年進んでいる」
小惑星「リュウグウ」の砂が入ったカプセルを地球に運ぶのに成功した日本の探査機「はやぶさ2」が7つの世界初を達成したと日本経済新聞が7日付で報じた。
日本の2番目の小惑星探査機「はやぶさ2」は5日午後、地球に接近し、小惑星内部の物質が入ったカプセルを分離した。 カプセルは前日未明、オーストラリアの砂漠地帯に着陸し、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)現地チームが回収した。
同紙によると、はやぶさ2が達成した世界初は▲小惑星に人工クレーター(くぼみ)を作る▲小型ロボットを利用した小惑星移動探査▲複数の探査ロボット投下▲同じ小惑星の2地点に着陸▲誤差60センチの精度が必要な地点着陸▲地球圏外全体の内部調査▲複数の小天体(小天体より小さい小惑星など)の周囲を回る人工衛星の実現、などだ。
特に、小惑星リュウグウに金属弾を発射し、人工クレーターを作り、人類初の小惑星地表面の下の物質を採取するのに成功したのが、最大の成果といわれている。
カプセルに入っている小惑星内部の物質は、太陽系誕生の起源に近づく鍵を提供するものと学界は期待している。
日本初の小惑星探査船「はやぶさ1」は、小惑星の表面にあるサンプルを採取するにとどまった。
合わせて、はやぶさ2が小型搭載型衝突装置(SCI)で小惑星の表面に直径14.5メートルの大きさの人工クレーターを作るのに成功したことで、将来、地球に衝突するかもしれない小惑星の軌道を変える任務も可能になるものと期待されている。
日本政府の宇宙政策委員会委員である中須賀眞一東京大教授は小惑星2回着陸などはやぶさ2の任務遂行について「技術的には欧米より10年進んでいる」と評価したと毎日新聞は伝えた。
はやぶさ2は2014年12月3日、JAXAと三菱重工業が共同開発したロケットH2A(26号機)に搭載されて打ち上げられた。
昨年4月、地球から約3億4千万キロ離れた小惑星リュウグウに着陸し、内部物質を採取した後、同年11月にリュウグウを出発して地球に向かった。
6年間で52.4億キロを飛行したはやぶさ2は、今後11年間でさらに100億キロを飛行し、他の小惑星への着陸を試みる予定だ。
はやぶさ2の開発・製造には200~300社が参加し、大半が日本企業だと日本経済新聞は伝えた。
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ