日本と仲良くなるには、数十年かかると思います

スレ主韓国人

12年間、日本で暮らしていた時の話ですが、日韓問題の話題は、私と討論したい人以外にはダブーとされる話でした。
「娘さんと結婚させて下さい」と言いにいった時に、初めて会った義父から「独島問題」について尋ねられた時は、来るべきものが来たと思ったが…その時は賢くやり過ごしました。

日本が韓国と仲の良いパートナーになる為には…

1.共通の歴史的事実を、韓国、日本の両国の国民全てが知る機会を持つ
2.国際的な認識が、日本の帝国主義と悪辣だった植民支配、戦争に対して十分な補償をしなかった事実を認識する
3.それ以外でも、共通の繁栄を享受しようと思う未来指向的行動をする

…事が必要だと考えます。

しかし、現実は1で引っかかります。
その理由は、日本の高齢化とも関連しています。
煌びやかだった日本の帝国時代を懐かしむ世代、バブル時代にお金をいっぱい儲けた世代…
そのような世代が政治と経済、そして地域で既得権益を持っている為です。
そのような既得権益を持ってる世代にとって、韓国は「謝罪して補償をしなければならない対象」ではないのです…そこで大きな挫折を感じました。

私は幸運な事に毎週、多くの経営者たちとミーティングをする機会があります。
若い経営者、年配の経営者…彼らの年齢は様々です。
日韓の話をする時、その温度差は年齢によって大きいです。

若い経営者は、韓国に対して大きい反感がありません。
そして仲良くしようといいます。
戦ったところで何が残るのかと…

年配の経営者は、直接は言いませんが「韓国を恩知らずだ」と思っているようです…近代化をさせてあげたし、京城(現在のソウル)に日本でも最高峰の帝国大学まで建てたし、日本の国民として待遇したし、それによって文盲率も落ち、出生率も上がった…という植民地近代化論をしばしば聞きます。
また、日韓協定で全てを終わらせたと言い、関係を悪くしてるのは韓国だと言います。
それに対して私は反論しますが、このような人々が既得権益層である限り、両国の友好関係が良くなる事は難しいだろうと思います。
「団塊の世代」と呼ばれてる高齢者が大変多く、投票率も高い…そして高齢者は韓国、日本の関係を良くする必要もなく、可能ならば断交でも貿易報復でも何でもしようと思ってるみたいです。
その風潮に日本の政治家たちも合わせるしかありません。
自民党も民主党も、老人たちの意見を無視する事が出来ません。(医療保険の70%を高齢者が使うのですが…これに手をつけようとして選挙で敗北したケースが多々あります)
最も良い方法は若者が投票する事ですが…望みはありません。
若者は平和に、あるいは気楽に暮らせれば、政治などはどうなろうと関係ない様です。
保育園に赤ん坊を預けようとした女性が、保育園が定員オーバーになっては入れなかった事で「日本死ね」と発した言葉が問題視され、マスコミで話題になったが…結局、短期間で終わりましたね。
日本では、問題を無視して、騒げば強く叩かれる…という事が何年間も続く場所です。
だが、日本で暮らして日本人の妻を持っている私は、いつかは文化の力で小さいけれど…友好の火種を作る事が出来ると考えます。
私はフェイスブックをあまりしないのですが、防弾少年団のTシャツ問題(メンバーが原爆Tシャツを着てた姿をSNSに載せた問題。原爆は反日ではなく、光復節(韓国の独立)に至った歴史の順序を表現したTシャツだと弁明)があった時には、あまりにも聞いてくる人が多くて、フェイスブックに歴史的な事実を書いた事があります。
日本人はそのような事実さえも知らなかったし、米国が韓国を日本と同じように敗戦国として見たのか分からないという日本人が多かったのを見て、もしかしたら正しい歴史的認識を教えて理解をさせれば…甘い考えかもしれないが、変わる事もあるのではないだろうかという気がしました。

最後に笑われるかも知れないけど、私がこのような拙筆の長文を書く理由は、私の希望が世界平和だからです。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ