日本外相、慰安婦賠償判決に「控訴せず」…1審判決確定

茂木敏充日本外相は22日、慰安婦被害者らが日本政府を相手にソウル中央地裁に起こした訴訟1審で敗訴したことに控訴しないと明らかにした。

これを受け、控訴時限の23日午前0時を期して、1審の判決は確定される。

茂木外相は22日の記者会見で、「(控訴期限まで時間が残っているため)まだ仮定の話だが、いずれにせよ控訴はしない」と述べた

また「判決が確定すれば、韓国の立場をもう一度確実に発信したい」と付け加えた。

具体的にどのような対応措置を取るかについては言及しなかった。

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これに先立って、ソウル中央地裁民事合意34部(キム・チョンゴン部長判事)は今月8日、故ペ・チュンヒさんら慰安婦被害者12人が日本政府を相手に起こした損害賠償請求訴訟で「原告らに1当たり1億ウォンを支給せよ」と原告勝訴の判決した。

日本政府は、「主権国家は他国の法廷に立たない」という国際慣習法上の「国家免除」原則を掲げ、訴訟に応じないなど、裁判自体を認めず、控訴しないものと予想される

裁判部は慰安婦問題が国家レベルの反人道的犯罪行為という点で、韓国裁判所で裁判する権利があり、国家免除を適用できないと判断した。

日本外務省はソウル中央地裁の判決が出た直後、ナム・グァンピョ当時駐日韓国大使を招致し「(韓国裁判所が)国際法上の主権免除原則を否定することは非常に遺憾であり、日本政府としては決して受け入れられない」と反発した。

日本の与党自民党内の組織である外交部会は19日、慰安婦賠償判決を非難する決議文を茂木外相に伝え、国際司法裁判所(ICJ)提訴など「断固たる対応措置」を検討するよう日本政府に要求した。

これに対し茂木外相は「すべての選択肢を視野に入れて対応する」との立場を繰り返し表明し、今後の動きが注目されている。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ