日本、外国人訪問客「過剰観光」に住民の不満の高まる

昨年、日本を訪問した外国人観光客が史上最大規模だったが、観光客が過度に集中して住民が被害を受けるいわゆる「オーバーツーリズム」(過剰な観光)問題も増えている。

17日付の朝日新聞によると、昨年日本を訪問した外国人観光客数は2869万人と史上最大規模だった。彼らがショッピングなどに使ったお金も4兆4161億円(約42兆5660億ウォン)で歴代最高値だった。

しかし、外国人観光客が集中的に訪れる一部の観光地では、交通混雑と観光客たちの無礼な行動に住民の不満がエスカレートされ始め、「観光公害」という指摘が出ている。

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最近、30人近い外国人観光客が人気アニメ「スラムダンク」の舞台となった神奈川県鎌倉市鎌倉高校前の地下鉄駅近くの踏切付近を占めたまま電車が通過する時に写真撮影をすると、周辺住宅街の住民らは観光客が通行を妨害したり、撮影の言い訳で墓地に入っているとし抗議した。

鎌倉市は人口が17万人に過ぎないが、日本人を含めた観光客が毎年2千万人を超え、都心の交通混雑が慢性化した。電車の駅に入る為に1時間も列を作る事もある。

電車の線路周辺に住む50代の女性は「混雑した日には仕方なく二駅ほどの距離を歩いて家に帰る」と話した。

鎌倉市の担当者は「率直に観光客を受け入れるのはもう限界」と認めた。鎌倉市側は地域住民を電車に優先的に乗車させる案を検討中だ。

歴史と文化の都市京都市の事情も似ている。

昨年、京都市内で宿泊した外国人観光客が4年前より3倍に伸び、様々な副作用が発生した。

京都市の繁華街東山区で約30年前から地域住民などが実施してきた「夜間桜の木40本ライトアップ」の行事が昨年の混雑による事故の懸念の為に中止になった事もある。京都市は住民たちが市内のバスに乗れないとか、バスが定時に来ないと不満を提起すると、今年は3月中旬から観光客が多く利用するバスの1日乗車券の価格を引き上げて、地下鉄利用を誘導する事にした。

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高崎経済大学 井門隆夫教授は、過剰な観光について「スペイン・イタリアでデモが発生するなど世界の観光地共通の問題」だとし、「日本も外国人観光客のモラルの向上方策と住民の態度などを考えてみなければならない」と話した。

彼は、日本政府が2020年に4千万人の日本人観光客の目標を掲げている事についても「観光客の分散や日本に慣れた再訪門客を増やす方策など政策作りが重要だ」と指摘した。


スレ主韓国人

苦痛を受けている…
住民たち…!?

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ