太平洋戦争の激戦地ガダルカナルで中国企業「日本軍慰霊碑」建てた土地買収
ガダルカナルの戦いで日本軍2万人戦死の敷地買い入れた中国企業のエビ養殖場造成計画
日本遺族「慰霊碑移動する可能性、漠然とした不安感」
太平洋戦争当時の激戦地であったソロモン諸島のガダルカナル島の日本軍慰霊碑周辺の敷地を、ある中国企業が買収したと伝えられた。6日産経新聞によると、この慰霊碑は、ソロモン諸島の首都ホニアラ東部イル川沿いにある。
ところが、ソロモンスターなど現地メディアによると、先月30日、JQYという中国企業が一帯の敷地を買い入れた。正確な売却の経緯は明らかにされなかったが、その企業は、ここにエビ養殖場などを造成する計画であることが分かった。この報せに接した日本軍遺族の間で「慰霊碑を移さなければならない事態が起こる可能性もある」という懸念が出てきていると産経は伝えた。中国人の反日感情を考慮すると、慰霊碑を毀損する可能性があるという漠然とした不安感も作用したと見られる。
高さ約2mのこの慰霊碑は、「ガダルカナルの戦い」(1942年8月7日~1943年2月9日)当時上陸してから、米軍によって崩壊した部隊を称えるために1970年代に戦死者遺骨が発見された場所に建てられた。新聞によると、当時、この部隊の先発隊916人のうち777人が戦死した。
ガダルカナルの戦いは、太平洋戦争史で米軍の最初の大々的攻勢として記録されている戦闘だ。ガダルカナルは連合国であるニュージーランドとオーストラリアの間の兵站線を阻止していた日本軍の前線基地であった。日本軍は、南太平洋での軍事的な優位性を確保するために、島に飛行場を建設していたが、米軍が占領して水泡に帰した。
日本軍は何度もガダルカナルを奪回するために、上陸作戦はもちろん、航空爆撃、水上戦を繰り広げたが、2万人の戦死者など甚大な被害のみを残したまま、すべて失敗した。ガダルカナルの戦いの後、日本軍の威勢は大きく萎縮され、以後レイテ沖海戦、硫黄島の戦い、沖縄戦を経て敗戦に向かった。
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ