助けられる国から与える国へ…韓国、世界で唯一の奇跡

今年の国際開発援助予算3兆ウォンを超え…グローバルコリアエキスポで事例紹介

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わずか数十年前までも韓国は国際社会の助けが切実な貧困国(貧国)に属していた。 しかし、この状況は急激に変貌した。 先進国の集まりである経済協力開発機構(OECD)に加入した1996年には、すでに貧国とは言えないほどの経済繁栄を成し遂げた状態だった。 OECD加盟14年後の2010年には、真の先進国の指標とされる開発援助委員会(DAC)まで加盟した。 国際社会からの輸血を受ける受援国から発展途上国などに援助を行う供与国になった。 このような事例は、世界的に韓国が唯一だ。

国際開発援助(ODA)の予算推移を見ても、韓国の変化した位相がうかがえる。 ODA予算は今年基準で3兆ウォンを超えている。 DAC加入当時に供与した金額より2.4倍増えた。 国内総所得(GNI)比ODA比重は0.15%に過ぎないとし、供与金額をもっと増やすべきだという指摘があることはある。 しかし、予算増額の速度だけはDAC加盟国の中で最も速い。 韓国が国際社会で果たした役割の重さがますます大きくなっているという傍証でもある。

9日から11日までソウル瑞草区のTheKホテルソウルでオン・オフラインで開かれる「2020グローバルコリア博覧会」の開催目的もこれと関連がある。 博覧会は、これまで国際社会で培ってきた国際協力と関連した韓国の経験を総網羅するために開催された。

経済・人文社会研究会と韓国土地住宅公社などが主催し、政府省庁や公共機関、国策研究機関など計130の機関が一堂に会し、成果を披露する。 優秀事例として選ばれた100あまりの成果が紹介される。 これを通じてODAをさらに拡大する必要性を国民に知らせるということだ。

特に海外で関心の高い、いわゆる「K防疫」の経験を共有する場を前面に押し出す計画だ。 各国間の連帯がコロナ19を克服する力になり得るというメッセージを伝えるための布石でもある。

博覧会主催側は9日、ビジョン宣言文を通じて「人類が直面している挑戦的課題を解決するためには『包容的多者主義』が切実だ」とし「韓国も人類の平和と繁栄、持続可能な発展のために積極的な努力を傾ける」と明らかにした。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ