トランプ、フロリダなどの競合州で優位…開票遅いラストベルト変数

6州のうち5州でリード、NYT「トランプ、フロリダ・ノースカロライナで勝率95%」
バイデンはアリゾナ1州で優位、AP通信「競合州競争激化」

ドナルド・トランプ米大統領が3日(現地時間)に行われた大統領選挙で当落を決める競合州の競争でリードしている様相だ。

ただ、北部の競合州は開票率がまだ低く、後で開票される郵便投票の結果が変数になり得るという観測のため、当落の輪郭は追加開票の状況を見守らなければならない。

20201104-03.jpg

ワシントンポストによると、同日午後11時現在の開票状況を基準にトランプ大統領は接戦州6州のうち5州でリードしている。

6つの競合州とはトランプ大統領が2016年の大統領選挙時にわずかな票差で勝利した地域で、南部「サンベルト」のフロリダ、ノースカロライナ、アリゾナ、北部「ラストベルト」のウィスコンシン、ミシガン、ペンシルバニアを指す。

ここにかかった選挙人団は101人で、他の州の結果が2016年と同一だと仮定すると、バイデン候補がこのうち38人を追加で獲得した場合、大統領選の勝利が可能だ。

現在、トランプ大統領はアリゾナを除いた5州でバイデン候補をリードしている。

29人の選挙人団がかかったフロリダで、トランプ大統領は94%の開票率で51.2%の得票率でバイデン候補(47.7%)をリードしている。

ノースカロライナでは94%開票現在、トランプ大統領とバイデン候補が50.0%、48.7%で薄氷勝負を繰り広げている。 トランプ大統領が猛追戦を繰り広げ、序盤優位だったバイデン候補を上回った状況だ。

ニューヨークタイムズはトランプ大統領がフロリダとノースカロライナで勝利する確率をそれぞれ95%と分析した。 FOXニュースはフロリダ州でトランプ大統領の勝利を予測した.

アリゾナは75%の開票基準でバイデン候補が53.7%の得票率でトランプ大統領(45.0%)をリードしている。 FOXニュースは、アリゾナ州でバイデン候補の勝利を予測した。

20201104-04.jpg

北部のラストベルトの場合、トランプ大統領が3州ともリードしている。

ウィスコンシンは41%開票現在、トランプ大統領が50.3%、バイデン候補が47.9%を記録し、39%開票が行われたミシガンはトランプ大統領54.5%、バイデン候補43.7%を記録した。

フロリダと共に、今回の大統領選挙の勝負に最も決定的な州といわれているペンシルバニアは、41%の開票基準でトランプ大統領が56.8%を獲得し、バイデン候補(41.6%)を15.2%ポイントリードした。

バイデン候補側は、競合州の世論調査でサンベルトに比べて相対的に優位幅が大きかったラストベルトの勝利に期待をかけたが、トランプ大統領がむしろリードしている。

ただ、ラストベルト3州は、バイデン支持層が多く参加した郵便投票が遅れて開票されるため、状況を予断できないという見方も出ている。

また、ラストベルト3州でバイデン候補が追撃する流れを見せる場合、次期大統領の確定が遅れかねないという懸念がある。

AP通信は、「両候補が接戦州でし烈な競争を繰り広げている」と評価し、ロイター通信は、「トランプ大統領がフロリダで勝っているが、他の競合州は未定の状況だ」と伝えた。

接戦州6州ではなかったが、バイデン候補が世論調査で強勢ないし薄氷の勝負を見せた新激戦地は、時間が経つにつれてトランプ大統領の優位が濃くなっている。

バイデン候補は、序盤の開票では新激戦地のテキサス、ジョージア、オハイオ、アイオワなどでリードしたが、開票率が上がるほど状況が変わり、トランプ大統領が現在リードしている。

20201104-05.jpg

ttps://ux.nu/HXe3x

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ