アビガン、臨床研究でコロナ19治療に明確な効果確認できず

「有効性の判断時期尚早」
現在86名を対象とした臨床実験中
安倍首相は5月中の承認目標

20200520-03.jpg

[ソウル=ニューシス]キム・イェジン記者=日本で新型コロナウイルス感染症(コロナ19)治療薬候補として注目される「アビガン」の臨床研究が進められている中、まだ明確な効果が確認されていないという日本マスコミの報道が出た。

20日、NHKは関係者の話として、現在日本国内で進められているアビガン臨床研究の結果、有効性の有無は判断できないと伝えた。

現在、愛知県所在の藤田医科大学など複数の施設に入院しているコロナ19感染者86人を対象にアビガン臨床実験が行われている。

彼らが入院した初日から最大10日間アビガンを投与する患者と、入院6日目から投与する患者を分けて実施されている。 ウイルスが投与後6日目に減るかどうかを比較する方式だ。

臨床研究は第三者が評価することになっている。 関係者によると、半数にあたる患者約40人を臨床研究の中間段階で分析した結果、「有効性の判断は時期尚早であるため、臨床研究を続けるべきだ」という意見が出た。

共同通信も19日、複数の関係者を引用してアビガンについて「臨床研究で明確な有効性が出ていない」と報じた。 当初、臨床研究の結果は国家承認データとして活用されることが期待された。

共同通信は安倍晋三首相が「5月中に承認を目指す」と明らかにしたが、「現在(コロナ19)薬として十分な科学的根拠を得ていない状況だ」と伝えた。

また、アビガンは胎児期に作用して異常発育と先天奇形を誘発する催奇性という問題もあり、専門家の間では「効果と安全性を十分に確認せずに推進するのは納得できない」「今月中に承認するという方針は性急だ」との指摘もあると伝えた。

アビガンは、日本の富士フイルムの子会社、富山化学が新型インフルエンザ治療薬として開発した薬だ。 安倍内閣はアビガンをコロナ19治療剤として広報しており、世界40カ国に無償提供するとしている。

ttps://ux.nu/Cstrk、ttps://ux.nu/XHjjw
ttps://ux.nu/JmNVh、ttps://ux.nu/7RCfT
ttps://ux.nu/oatHR、ttps://ux.nu/vAOBg

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ