ソニー猛追するサムスン…スマートフォンイメージセンサー王座をめぐって血みどろの戦い
今年上半期のシェアの差は12%で、昨年上半期比10%減
SA「ソニーのシェア下落、サムスン・オムニビジョン・SKハイニックスとの競争のため」
サムスン電子がスマートフォン用イメージセンサー市場で世界1位のソニーを猛追撃している。 今年上半期の両社のシェアの差が昨年上半期に比べて大きく縮まったのだ。 イメージセンサーはカメラのレンズを通じて入ってくる光をデジタル信号に変換し、イメージにしてくれる半導体だ。 イメージセンサー事業に力を入れているサムスン電子がイメージセンサー王座を獲得できるか関心が集まっている。
12日、市場調査会社のストラテジーアナリティクス(SA)によると、今年上半期、世界のスマートフォン向けイメージセンサー市場でソニーは44%のシェアで1位(売上基準)を守った。 サムスン電子は32%のシェアでソニーに次いで2位につけた。 3位はオムニビジョン(9%)だ。
昨年上半期にはソニーとサムスン電子がそれぞれ50.1%と29%のシェアを記録した。 今年上半期の両社のシェアの差は12%ポイントで、昨年上半期(21.1%ポイント)対比10%ポイント近く縮まった。
SAシニアのアナリスト、ジェフリー・マシューズ氏は「サムスン電子、オムニビジョン、SKハイニックスとの競争が激しくなり、ソニーの市場シェアが下落した」と分析した。 SKハイニックスの場合、まだSA集計では「その他」に含まれており、公式シェアは把握されていない。 しかし市場では工程技術力を武器に’ダークホース’になるものとみている。
サムスン電子の躍進には、中国のスマートフォンメーカーを攻略したのが影響を及ぼしたものと見られる。 Xiaomi、OPPO、Realmeなど中国のスマートフォンメーカーにイメージセンサーを供給し、市場内での立地を強化している。 サムスン電子は先月、業界最小型0.7μm(マイクロメートル、100万分の1メートル)ピクセルを活用したモバイルイメージセンサー製品4種を公開した。 1億800万画素から超広角やフォールデッドズーム支援製品などを発売し、カメラ性能を強化しているスマートフォンメーカーから注目を集めている。
SAは「今年上半期のイメージセンサー市場で6400万画素と1億800万画素のような高画素センサーの出荷量が増加した」とし「高画素センサーのモメンタムが今年下半期の市場の力強い成長をけん引するものと予想される」と述べた。 今年上半期のグローバルスマートフォン向けイメージセンサーの市場規模は、計63億ドル(約7兆2400億ウォン)と、昨年上半期比15%成長した。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ