「飢えに耐えられなくて」…生計型窃盗相次ぐ

大邱刺身屋からホームレスがイカ1匹盗む
80代の老夫婦はマンションから米袋盗んだりも

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[大邱=ニューシス]イ・ウネ記者=大邱で生計型窃盗犯罪が相次いで発生して低所得層の住民のための社会的セーフティネットが正しく整っていないという指摘が出ている。

大邱市寿城区警察署は窃盗の疑いでA(66)氏に対して即決審判を請求したと27日明らかにした。

警察によると、Aさんは、この日の午前1時10分頃寿城区黄金洞(ファングムドン)の刺身用水槽にいたイカ1匹を盗んで逃げた疑いを受けている。

ホームレスであるAさんは、空腹に耐えられず、このような犯行を犯したことが分かった。

この前にも、去る15日午後8時頃には寿城区黄金洞のアパートで米を盗んだ80代老夫婦が警察に捕まった。

彼らは隣の玄関に置かれた10㎏コメ袋二袋を盗んだ疑いだ。

米を失った住民の通報を受けて出動した警察は、監視カメラなどを通じて老夫婦の犯行を確認した。

警察は、夫婦のうち妻を訓戒し、夫であるB(85)氏に対して窃盗容疑で即決審判を請求した。

即決審判が下されると、20万ウォン以下の罰金や拘留、科料刑を受ける。

警察関係者は、「Bさん夫婦は、基礎生活保障受給者で経済的困難を経験していた」とし「最近、生計型窃盗犯罪が頻繁に発生している」と述べた。

ソ・チャンホ反貧困ネットワーク執行委員長は「生計型犯罪は自治体の福祉制度が貧困層に実質的な救済や人間の尊厳を確保していないことを示している」とし、「二極化解消のための必要な貧困政策を用意しなければならない」と指摘した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ