「メモリ半導体枠組み壊す」と言ったインテル…サムスン・ハイニックス「牙城」に挑戦状

インテル「メモリお茶の間」ソウルでサムスン・ハイニックスに宣戦布告

次世代メモリ半導体戦略を発表

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世界1位の非メモリー半導体メーカーであるインテルは、メモリ半導体の世界最強国である韓国で次世代メモリ半導体の戦略を出した。世界1位のメモリ半導体メーカーであるサムスン電子と2位SKハイニックスの「お茶の間」で宣戦布告をしたわけだ。

インテルは26日、ソウルJWマリオット東大門スクエアでグローバルメディアを対象に「メモリ&ストレージデー2019」を開いて、データセンターのメモリである「オプテイン(Optane)」のラインナップとメモリ市場戦略を発表した。韓国でこのイベントを開いたのは初めてだ。

ロブ・クルック インテル上級副社長は、「第2世代インテルオプテインデータセンター永続メモリ(DCPM)を米国ニューメキシコ州リオランチョ工場で生産し、来年に発売する計画だ」と明らかにした。オプテインメモリは、DRAMよりも価格が安く、電源を切っても情報が消えずに残っているのが特徴である。

インテルはこの日、業界初のデータセンターソリッドステートドライブ(SSD)の144段QLC(4ビット単位でデータを保存する)NAND型製品も公開した。これはサムスン電子、SKハイニックスの128段NAND型よりも集積化された製品である。

34年ぶりにメモリ復帰…次世代「オプテイン」のラインナップ公開
DRAM・NAND型の長所結合したオプテイン…「メモリ1位」サムスン、注視

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「中央処理装置(CPU)の強者としてメモリと非メモリを結合して複数の領域での新たな機会を創出することです。」

ロブ・クルック インテル上級副社長兼不揮発性メモリ・ソリューション・グループ統括が26日、ソウル清渓でJWマリオット東大門スクエアで開かれた「インテルメモリ・ストレージ・デイ2019」を使用して明らかにしたインテルの戦略である。韓国で初めて開催されたこの日の行事では、インテルの強い「決起」が伺えた。米国インテル本社から飛んできたメモリ関連の技術役員が大挙参加したほどだ。

インテルは、これまで接したメモリ事業に復帰したのに続いて、この日、次世代メモリ事業戦略を発表した。メモリー半導体の強者であるサムスン電子とSKハイニックスを狙った。

NAND型よりも100倍高速なメモリ

インテルは2017年の「データ中心の企業」への変身を宣言した後、選択と集中の戦略を選んだ。 1985年電撃的に諦めたメモリ事業を再開したのもこの時期だ。一方、スマートフォン用第5世代(5G)モデムチップ事業は、7月、アップルに売却した。データセンター事業とは異なり、顧客群を拡張しにくく、将来の成長にも限界があると判断したからだ。

半導体業界からの眺めがあまり明るくないと評価するメモリ領域に再び飛び込んだ理由は何なのか。クルック副社長は、「メモリとCPUは、最高の結果を引き出すために切っても切り離せない関係」とし「CPUの可能性を最大化するために、メモリの開発に乗り出した」と説明した。

インテルは今年4月には、最初の製品でオプテインデータセンター永続メモリ(DCPM)を発売した。 「メモリ強者」であるサムスン電子とSKハイニックスが掌握しているDRAMとNAND型フラッシュの強みを組み合わせた全く新しいタイプのメモリー半導体だ。 4次産業革命の時代を迎えて、データセンターではより多くの量のデータを迅速に処理しなければならない。従来の半導体のデータ処理構造では限界があるとインテルは判断した。

クリスティ・ワン インテルデータセンターグループ製品管理担当シニアディレクターは、「世界のデータの半分が過去2年の間に生じたが、私たちはその中の2%だけを活用している」と述べた。続いて「インテルの目標は、顧客がデータをより効率的に迅速に処理できるように支援すること」と付け加えた。

CPUを生産するインテルは、CPUだけでなく、メモリの処理構造自体を変えなければならず、革新が起こると判断した。既存のデータセンターでは、△HDD△SSD△NAND型フラッシュ△DRAM△キャッシュ△CPUの順序でデータを処理する。

データを永続的に保存する装置は、CPUと遠く離れているSSDとHDDだ。 DRAMは、情報の処理速度は速いが、揮発性メモリなので、電源が切れると保存されていたデータが飛んでいく。

問題は、SSDとHDD内のデータ再取得に時間がかかるという点である。インテルは、データ処理速度を引き上げようとDRAMとSSDの間の新製品DCPMを開発することにした背景だ。 NAND型のように、電源を切ってもデータが消えない製品である。

その一方で、データ処理速度は、NAND型フラッシュよりも100倍以上速い。実際、この日のデモで、サードパーティのDRAMを適用したデータセンターの再起動は10分15秒かかった。インテルのDCPMを適用したデータセンターでは、19秒後に再起動が終わった。

価格・性能黄金比出る

業界では、インテルが出す価格戦略に注目している。既存の使用されるDRAM容量を多く置換する価格と性能の黄金比を出さなければならない。

国内半導体メーカーの関係者は、「オプテインは、既存のメモリ製品ラインにはなかった新たなポジションだが、市場が本当に必要としていた部分なのかは見守らなければならない」とし「価格と性能が市場で受け入れられるほどのレベルであれば、DRAM市場に亀裂を起こすが、ややもするとどっち付かずの中途半端な製品になるかもしれない」と評価した。

インテルがCPU市場を事実上独占しているということも、業界が緊張している部分だ。 CPUとメモリを結合してセット販売する戦略であれば、メモリ市場に亀裂をもたらすことができる。インテルは、この日のイベントでオプテインラインナップがXeonプロセッサの機能を最大限に活用することができるという点を数回強調した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ