ルノーサムスン、来月7日から25%減産…大規模な人員配置転換
会社側「余剰人員406人、いくつかの人員削減は避けられないだろう」
「生産・販売の崖」に完成車3社の構造調整が本格化信号弾
ルノーサムスン自動車が来月7日から釜山工場の生産量を25%ほど削減する。この工場の従業員(1800人)の大規模な人員転換配置する方針だ。「生産・販売の崖」に追い込まれた韓国完成車3社(ルノーサムスン・双竜自動車・韓国GM)の構造調整が本格化したという観測が出ている。
24日、業界によると、ルノーサムスン労使は19日、第1次雇用安定委員会を開き、人材調整案を議論した。会社側は来月7日から釜山工場の生産量を25%ほど減らす方針を組合に通知した。釜山工場の時間生産量(UPH)を既存の60から45に応じて変更することを通じてだ。これによる「余剰人員」の規模は406人と使用者側は説明した。
ルノーサムスンはこれとは別に、今月27日までに希望退職申請も受け付けている。現在までに希望退職の申請をした従業員は、数十人のレベルに過ぎないことが分かった。会社側は先立って400人の希望退職実施計画を労働組合に提示した。労組は強く反発している。
ルノーサムスンが2012年の人員削減後7年ぶりに再びリストラに乗り出したのは、生産量が急に縮小したためだ。ルノーサムスンは今年1~7月9万8800台の自動車を生産したが、前年同期(13万9310台)より29.1%減少した。受託生産している日産のスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)「ローグ」の注文が急減したためだ。去る3月、日産は委託量を年間10万台から6万台と4万台減らした。この車は、昨年釜山工場の生産量(21万5680台)の半分ほど(10万7251台)を占めた。
今後は、より問題だ。ルノーサムスンは当初ローグ受託生産を最大限に延長し、他の輸出モデル(XM 3)を迅速に割り当てを受ける案を推進した。しかし、フランスのルノー本社は「沈黙」である。
ルノーサムスンだけではない。10期連続の赤字を出した双竜自動車は今月20日事務職の従業員を対象とした循環休職(休暇制度)を施行すると発表した。129人規模の新規採用計画も無期限延期することにした。労使は22個の福祉縮小などの高強度自助案に合意した。業界では、現代・起亜自動車を除く国内の完成車3社の危機が長く続くとの観測が出ている。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ