ご先祖様の墓の草刈りも日本草刈機で…悲しい現実

[マネートゥデイジョソンフン記者] [エンジン式草刈機90%以上が日本製品、大型農業機械も日本産のシェア高く]

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「あまり知られていないが先祖の墓の雑草刈りに使う草刈機は、ほとんど日本産か日本のブランドです。農業機械の分野で、日本製品の地位は絶対です。代替も容易ではない。」

最近、日本製品不買運動と関連して農業機械の流通業界では、ため息が出ている。不買運動に参加したくても、現実的に日本製品の地位があまりにもしっかりしていて限界があるということである。

4日、流通業界によると、草刈りに主に使われるエンジン式(ガソリン、ガス)草刈機は、90%以上が日本製品であるか、日本のブランドなのが分かった。主な農機具流通店やオンラインマーケットで草刈機を検索すると、三菱・ホンダ・カワサキ・新ダイワ・丸山・ヤンマー・芝浦・カーツ・ハヤブサ・宮崎など日本製品が並んでいる。日本ブランド展示場を彷彿とさせる。

ボッシュやデウォルトなどヨーロッパ系ブランドと、桂陽(ケヤン)など国内のブランドの製品もたまに目に入る。しかし、ヨーロッパ系の製品は、ほとんどが電気モーター充電式である。充電式の製品は、刈り込み時間や性能の面でエンジン製品に比べて制限がある。国内メーカー製品の場合も、充電式又は日本ホンダ、三菱などのエンジンを輸入して組み立てた製品を主に販売する。

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ある農機具流通業界の関係者は、「草刈機は、農業従事者が不可欠で購入する製品だが、ほとんどの日本製品だと見れば良い」とし「過去にいくつかの国内企業が草刈機を出したが、日本企業の品質と価格競争力で押されて消え、国内企業は日本のエンジンと部品を輸入して組み立てる場合がほとんどだ」と語った。ホームショッピングやオンラインで販売している低価格充電式草刈機は一般消費者を狙ったもので、パフォーマンスの面で遅れて農業従事者がこれを購入したケースはほとんどないだろう。そのため、農業従事者が主に引き受ける草刈り代行は、ほとんどが日本製品で行われる。統計庁によると、国内の農業人口は230万人であり、農家は102万世帯である。草刈機は、農家のほとんどに普及している。

それだけではない。韓国農業機械の流通協同組合によると、トラクターやコンバイン、田植機などの大型農業機械でも日本製品は30%以上を占めており、ハイスペック製品であるほどシェアが高い。大同工業と国際総合機械、東洋農機、アジアテクノロジー、LSエムトロンなど国内メーカーもあるが規模が大きくなく、収益性が低い状況である。

ソ・ピョンウォン韓国農業機械流通協同組合理事長は「悲しい現実だが、小型農業機械はもちろん、大型農業機械でも、日本産のシェアが大きくなっている」とし「政府、自治体が国産農業機械の品質と性能を向上させるための研究開発を支援することはもちろん、日本製品の購入補助金や融資に差をつけて支援し、国内農業機械産業の育成にさらに努力しなければならない」と強調した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ