「慰安婦は売春婦」…日本極右が作った東京オリンピック入場曲

安倍支援、歴史歪曲称賛など根っからの極右すぎやま氏
「五輪理念に真っ向から反する」…日本国内でも批判

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この23日、東京オリンピックの開会式の時に使われた選手団入場曲の作曲者が日本軍慰安婦の蛮行と、中国の南京大虐殺などを否定することに先頭に立ってきた日本の代表的な極右人物である事実が知られて波紋が広がっている。 この作曲家は、性的少数者(LGBT)に対する差別発言でも有名な人物であり、「世界平和に貢献する」という五輪理念に真っ向から反するという指摘が、日本国内でも出ている。

27日付の毎日新聞などによると、開会式選手団入場の際、日本ゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマ曲「序章:ロトのテーマ」が使われ、これをめぐる論争が起きている。 行進曲風のこの曲を作った人がすぎやまこういち(90)という根っからの極右派だからだ。 すぎやまは『愛のフーガ』『黄褐色の髪の乙女』などの作曲で有名な人物で、2018年に旭日勲章を受章した。

しかし、さまざまな議論に巻き込まれた彼の行動と発言のため、日本で「五輪の開会式に彼の作品を動員することが’多様性と調和’を重視する五輪精神に合うのか」などの指摘が相次いでいる。

すぎやま氏は極右論客桜井よし子が設立した「国家基本問題研究所」の会員で、過去史を歪曲する小中高教科書の制作を積極的に支援している。 太平洋戦争特級戦犯が合祀されている靖国神社に参拝を促しながら、2012年には、安倍晋三の首相政権継続に向け積極的に乗り出したりもした。

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2007年7月、米国下院で慰安婦蛮行と関連して日本政府に謝罪および責任などを要求する決議案を採択した当時、妨害工作を主導した。 決議案が通過する直前の同年6月14日、自民党議員らとともに「THE FACTS」というタイトルの意見広告をワシントンポストに掲載した。

すぎやま氏は「慰安婦たちが’性奴隷’として描かれているが、実は許可を受けて売春行為をしたことで強制性はなかった」、「慰安婦の収入は日本軍将校や、将軍より多かった」など主張を並べ立てた。 当時、WP新聞の広告費用を全額負担した人物がすぎやま氏だった。

すぎやま氏は日本軍の南京大虐殺と関連し「南京事件の被害者が30万人という説、およびこれに基づいた日本軍の虐殺行為は事実と認められない」という広告をニューヨークタイムズなどに載せることにも積極的に乗り出した。

2015年はYouTubeで性的少数者へのヘイト発言を次々と発した。 自民党極右性向議員の杉田水脈(54)が「生産性のない同性愛者に皆さんの税金を使って支援しているが、一体どこにそんな名分があるのか」と言うと、これに同調して「同性愛者の子供はそうでない子供に比べて自殺率が6倍も高い」と主張した。

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今回の五輪の開幕を数日後に控え、ミュージシャンの小山田圭吾(52)、コメディアンの小林賢太郎(48)ら演出陣が、学校暴力、ユダヤ人虐殺嘲弄など過去の言動が問題となった。 しかし、すぎやま氏は過去の行動が問題になったこれら2人とは違い、「現在進行形」という点で問題が深刻だという批判が出ている。

日本のソーシャルメディアやインターネット記事には「すぎやまのような人の作品を使うのは五輪精神に反する」という指摘をはじめ、「ずいぶん前に過ちを犯した小山田と小林は差し替えながら、現在間違いを犯しているすぎやまは引き続き起用するとは…」「すぎやま本人もそうだが、これをきちんと検証しなかった大会組織委員会の責任も大きい」などの意見が相次いでいる。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ