「嫌韓発言容認しない」ステッカーつけたまま運行する日本タクシー

大阪タクシー会社「右翼デモに遭った小 学生は無料で乗せます」

韓流ファン社長「嫌韓デモ目撃した後、胸を痛めているシール貼るように」

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大阪のタクシー会社が嫌韓発言・デモなどヘイトスピーチ(hate speech・特定集団に対する公開差別・憎悪の発言)に反対するというメッセージをタクシーに掲げたまま運行していて注目されている。

16日、共同通信によると、大阪住之江区を拠点とする日本城タクシー所属タクシー60台は窓ガラスに「ヘイトスピーチ、容認しない」と書かれたステッカーをつけたまま運行している。

日本城タクシーが、このようなステッカーを付けるようになったのは、この会社の坂本篤紀(53)社長が街で嫌韓デモを目撃したことがきっかけとなった。

在日韓国人が集まって住む鶴橋地域で嫌韓デモをする現場を見てショックを受けた坂本社長は、2015年からタクシーに、このようなステッカーを貼り付け始めた。

坂本社長は「嫌韓デモの発言者が未成年者であったことが、特に胸が痛かった」とし「なぜそんなことを言っているか悲しく思ってステッカーをタクシーに付けることにした」と説明した。

彼は「差別を止める考え方になるのは簡単だ」とし「人を憎んで得られるものは何なのか。差別が異常であると考えていないことが怖かった」と話した。

「反嫌韓」伝道師として乗り出しているが、それでもやはり子供の頃、同年代の在日韓国人たちと色々あったという。

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そんな彼は、韓国ドラマ「冬のソナタ」にハマったことをきっかけに、これまで自分が在日韓国人たちに対して持っていた差別する心が他人によって刻印された浅い考えだったことがわかったと説明した。

坂本社長は「乗客の中にはステッカーを見てドライバーに抗議する人もいるが、応援を込めた手紙が来ることもある」とし「会社に電話をかけて「責任者出てこい」と言われる場合もありますが、そんな時は(私が出て)応対をする」と述べた。

この会社は、ホームページに右翼が朝鮮学校の前で嫌韓デモを行っている場合は、無料で家に送迎するというお知らせもしている。

ホームページには、「小 学生が学校の前で怖いおじさん(強者には言えない本当は弱い人)がマイクで怒鳴っている時、料金を心配せず電話下さい。安全にピックアップしに参ります」という文が書かれている。

坂本社長は、この記事と関連して、「実際に(小 学生が)利用したことはない」とし「大人なら子供の安全を守るのは当然だ」と説明した。

彼は「ヘイトスピーチが消え、車両にこのようなステッカーを貼ることがない時代がきたら良いですね」と話した。

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聯合ニュース
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ