「地球最強の生命体」クマムシ新型、日本の駐車場で発見
太陽が消える時まで生き残ることが出来る最強の生命体、クマムシの新種が発見された。
最近、ポーランドヤキエルブロンスキー大学の研究チームは、今まで知られていなかった新種の「クマムシ」を発見したという研究結果を国際学術誌「PLoS ONE」の最新号で発表した。
8本の脚を持った体長50㎛(1㎛は1mの100万分の1)~1.7ミリのクマムシは「Water Bear」とも呼ばれ、行動が緩やかな緩歩動物だ。驚くべき事は氷点下273度、映像151度、致命的な濃度の放射性物質に晒されてもクマムシは死んでいないという事実。
更に、クマムシは食べ物と水がなくても30年を生きる事ができる不死に近い存在だ。
興味深い事に、新型クマムシ(学名・Macrobiotus shonaicus)は、日本鶴岡市の駐車場の苔の山から発見された。この中でクマムシサンプル10個を探し、DNA分析を通じて新型である事を確認したものだ。
研究チームによると、現在まで確認されたクマムシは約1200種で、このうち167種は日本でのみ発見された。
研究に参加したダニエル・ステク博士は「緩歩動物に何を食べさせればいいのかも分からないので、実験室に置く事が非常に難しい生物」とし、「今回、新型にも藻類と単細胞生物など、様々な食べ物を提供した」と説明した。更に、「多くの緩歩動物は交尾をしない、卵を生みかねない単為生殖が可能だ」、「新種の場合、両方の性を持っており、生殖の為に恋愛が必要だ」と付け加えた。
一方、2年余り前、米国のノースカロライナ大学の研究チームは、クマムシの驚くべき生命力の秘密を一部知る事が出来る論文を発表している。クマムシのゲノム(genome)を分析した結果によると、相当数のDNAが外来種から来たというのがその秘訣だ。
研究チームが遺伝子分析を通じて明らかにして出したクマムシの外来DNAは、およそ6000個程度の17.5%で、殆どの動物が1%前後であるのと比べると、想像できないほど多い。
この論文の第1著者トーマス・ブースビー博士は「自然の多くの動物も外来遺伝子を自分の為に吸収するが、クマムシほどではない」、「極限の環境条件で生き残る為に、他の種の遺伝子をクマムシが盗むんです」と説明した。
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ