Googleで「日本外務省」を検索すると、「竹島は日本の領土」が最上段に

「独島日本領有権主張」が検索結果の最上部…韓国で多く検索されたせい

Googleの「アルゴリズムによる自動検索結果」…修正計画には「ノーコメント」

世界最大の検索エンジンであるGoogleでハングルで「日本外務省」を検索すると、独島の日本領有権を主張するウェブサイトが最上段に浮かぶことが分かった。

Googleはアルゴリズムによる検索結果と説明したが、国際的に敏感な問題で一方的な主張を盛り込んだウェブサイトは、その機関の公式ホームページよりも先に検索されるという点で議論の余地があるように見える。

18日Googleの検索窓に「日本外務省」を入力すると、「竹島(竹島・日本が主張する独島の名称)領有権に関する日本国の一貫した立場」というタイトルで、日本の外務省が作成されたハングルのホームページが検索結果で一番最初に浮かぶ。

Webページのプレビューでも「竹島は歴史的事実に照らしても、また、国際法上も明らかに日本の国固有の領土」という日本の主張がそのまま露出される。

第二の検索結果もやはり「竹島」ページだ。第三は、その親ページである「日本の領土」であり、日本外務省の公式ホームページはその後になってようやく出てくる。

一方、日本語で「日本外務省」や「Ministry of Foreign Affairs of Japan」を入力すると、日本の外務省のホームページが最初に出てくる。 「韓国外交部」や「中国外交部」なども同様である。

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グーグルで「日本外務省」を検索すると、「竹島は日本領土」がまず浮かぶ。赤い線は「独島領有権の主張」日本外務省制作ホームページ。 [Google検索キャプチャ=連合ニュース]

グーグルコリアはこれについて「グーグルは200種類以上のシグナルで構成されたアルゴリズムによって自動的に検索結果を示している。」とし、「個々のWebサイトには、コメントしない」と原則的な回答を出した。

ポータル業界では、韓国語のユーザーが、学術研究や報道などの目的で、日本外務省の独島領有権主張を多く検索した可能性という推測をしている。検索エンジンのアルゴリズムは、それぞれ異なるが、通常多く検索された結果を上に上げるはずである。実際に「日本外務省」の関連用語には、「独島」が一番最初に浮かぶ。

つまり、韓国人たちが独島領有権に対する日本の主張を多く探したため、検索結果の上位にさらされている状況になったという分析だ。

国内最大のポータルであるネイバーでも「日本外務省」を検索すると、そのページが「ウェブサイト」タブで三番目に出てくる。

Googleは、場合によっては、検索結果に問題があると判断すると、これを人為的に調節したりする。

グーグルコリアは「サイトがスパムを含む、又はその他の事由により、ウェブマスターガイドラインに違反すれば、直接措置をとって、検索結果からサイトのランキングを下げるか、完全に削除する。」と述べた。

しかし日本外務省の「独島領有権主張のページ」が検索結果の最上部にさらされることにどのような措置をするのかについてはグーグルコリアは明確な立場を明らかにしなかった。

グーグルコリアは最近、人物検索で日本軍慰安婦被害証言者である故・ムンオクジュおばあちゃんの仕事を「売春婦」と表記したが、これを謝罪して修正している。

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日本外務省制作「独島領有権の主張」のホームページ[ホームページキャプチャ=連合ニュース]

聯合ニュース
https://goo.gl/c63a5j

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ