「日本の鉄で我が家を建てるだって?」…安値攻勢に怒ったポスコ、現代製鉄

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東京オリンピック特需が霧散し、内需低迷に陥った日本製鉄とJFEスチールなど日本の主要鉄鋼メーカーが韓国に建設用、再圧延用の鉄鋼材を安価で送り出している。 今年第3四半期に黒字転換しなければならないポスコと現代製鉄は困惑している。 ポスコと現代製鉄は反ダンピング(AD)への提訴も検討している。

鉄鋼業界と韓国鉄鋼協会によると、今年上半期、日本製熱延鋼板は111万トン輸入され、前年同期比6.9%増となり、棒・形鋼は23万トンと12.1%増となった。 熱延鋼板は、全体輸入量(187万トン)のうち日本が58.8%を占めた。 熱延鋼板は圧延用と建築物の内外装材に。 棒・形鋼は建築構造物の骨組みとして使われる。

輸入量の増加は価格競争力のためだ。 関税庁によると、今年上半期、日本製熱延鋼板はトン当たり57万ウォンで、2019年の64万ウォンより7万ウォン下がった。 日本製棒形鋼の価格は1トン当たり65万~70万ウォン水準で、韓国産比5万~6万ウォン低く策定された。 日本製熱延鋼板や棒形鋼は、東部製鉄などの鉄鋼メーカーや総合商社、鉄鋼流通会社などが大半を輸入している。 このため、ポスコと現代製鉄は内需販売に大きな困難が生じた。

日本の鉄鋼メーカー各社は、自国内の需要低迷や東京オリンピックの白紙化で、かえって在庫が溜まっているのが現状だ。 このため、韓国など海外に鉄鋼の在庫を安価で売っている。 日本製低価格鉄鋼材の攻撃はポスコ、現代製鉄など国内鉄鋼業界の実績に悪影響を及ぼすものと業界では見ている。 ポスコと現代製鉄の全体売上高のうち、建設用製品は約30%を占める。

証券業界では今年第2四半期、ポスコが史上初めて赤字を記録したものと見ている。 現代製鉄も、昨年第4四半期と今年第1四半期連続の赤字を出したのに続き、第2四半期も198億ウォンの赤字を出したものと見られる。 鉄鋼業界の関係者は「ポスコと現代製鉄が内部的に日本製品に対するAD提訴まで検討していると聞いている」とし「低価日本産に対して強力に対応していく」と述べた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ