女性お笑いタレントのパク・ナレは、最近、インスタグラムを通じて思いがけない指摘を受けた。「日本を愛しすぎている」「日本に行くのをちょっと控えたら」というものだ。
パク・ナレが日本を行き来するのは彼女の自由だ。バラエティ番組への出演も本人次第だ。日本に行くというだけで理由なく非難を受けるのはひどいという反応も多い。問題は、有名人のこのような行動が視聴者に影響を及ぼしかねないためだ。
先月28日に放送されたMBC(文化放送)のリアルバラエティ番組『シングル男のハッピーライフ』が発端になった。パク・ナレは母親が初めての海外旅行で日本に行くということで一緒にショッピングをしたり簡単な日本語会話を教えてあげたりする場面が電波に乗った。一部のネットユーザーはパク・ナレがKBS(韓国放送公社)第2テレビ『バトル・トリップ~スター達のおすすめスポット』やtvN『チャンネツアー』など数多くのトラベル・バラエティ番組に出演し、日本に行ったことに再度言及して「日本を愛しすぎている」と批判した。
この事件は、パク・ナレが日本軍「慰安婦」被害者後援施設である京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)「ナヌムの家」に寄付をした事実が改めて知らされて一段落した。だが、これは日本旅行を間接的に広報する韓国バラエティ番組に対して、大衆の反感が大きくなったことを傍証している。
日帝強制占領期間とこれを認めない歴史歪曲など、歴史的問題で反日感情が韓国人情緒の根底に流れている。そのうえ、2011年東日本大震災以降、日本が放射能にさらされた農水産物や工業製品を正確に明らかにしないなど安定性が検証されていない状況だ。
ここに日本の嫌韓情緒も日を追うにつれて深くなり、2016年には日本のある寿司チェーンが韓国人観光客を相手にした「ワサビテロ」を行ったりした。それでも韓国放送関係者はトラベル・バラエティだけでなく、SBS(ソウル放送)『アラフォー息子の成長日記』、O’live『One Night Food Trip~モクバン世界旅行~』、コメディTV『美味しい奴ら』など、さまざまなバラエティ番組で日本旅行とその消費を助長している。これに対し、大衆は厳しい視線を送っている。
番組を製作する立場としては悔しいばかりだ。ある放送界関係者は、韓国バラエティ番組が日本によく行く理由として「韓国と地理的に近いから当然撮影するのも楽だ。忙しい芸能人のスケジュールに合わせることも容易だ。また、人々の日本旅行需要が高く関心を引いているため自然に日本を頻繁に訪れることになる」と明らかにした。実際、日本観光庁が発表した資料によると、今年1月から6月まで日本を訪問した韓国人は341万人余りで非常に多かった。
そうだとしても、放送製作者は日本に関連したアイテムを扱う時、行き過ぎた美化や称賛に映らないよう注意しなければならない。旅行が趣味の会社員Aさん(33)は「韓国バラエティ番組で有名ではないところを推薦していて旅に役立ったことがある。だが、あまりにも多い日本関連の放送は眉間に皺が寄るほかない」という意見を伝えた。
ソース:ISPLUS/中央日報日本語版<韓国バラエティ番組、「日本愛が行き過ぎ?」>
https://japanese.joins.com/article/696/245696.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報