2018年4月4日、韓国・ノーカットニュースは、南北関係が急速に改善に向かっていることを受け、今月27日に開かれる南北首脳会談の主要議題に「南北鉄道問題」が含まれる見通しだと伝えた。
記事によると、外交問題に詳しい韓国与党関係者は3日、取材に対し「(南北首脳会談では)南北鉄道問題が議論される予定」とし、「南北関係だけでなく、北東アジア情勢において非常に重要なイシュー」と述べた。また大統領府関係者も「南北鉄道問題は今回の首脳会談の議題の一つ」とし、「2人の首脳が鉄道問題について深く議論するというより、政治的な大きな枠組みで合意に達すれば、後は南北高官級会談などで議論されるものとみられる」と述べたという。
現在、韓国と北朝鮮を結ぶ線路は京義線(ソウル~新義州)、東海線(ソウル~元山)、金剛山線(鉄原~内金剛)の3路線。これらは全て李明博(イ・ミョンバク)政権時代に南北関係が悪化し、北朝鮮の「12.1措置」により閉鎖されたという。
また記事は、南北鉄道問題について「中国やロシアなど北東アジア周辺国の共通の関心事でもある」とし、「南北関係の改善と陸路の輸出ルートの確保を願う韓国政府と『一帯一路(内陸と海上のシルクロード経済ベルト)』を構想する中国、『新東方政策』を進めるロシアの積集合に含まれる問題であるため」と説明している。
これについて、韓国のネットユーザーからは「南北鉄道ができたら列車でロシアを経てフランスまで旅したい」「列車で欧州に行こう!」「今からわくわくする」など期待の声が上がっている。
一方で「まだ非核化も実現していないのに?」「核の放棄が最優先。これが本当なら深刻な問題だ」「浮かれ過ぎ。急がず慎重に進めよう」と懸念の声も数多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
統一列車というのは、統一を象徴するシンボルの一つだから。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報