「目を上げれば中国人、下げれば日本人」米国教師、授業中「つり目」ポーズで人種差別

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米国カリフォルニア州のある教師がオンライン画像授業時間中に東洋人を卑下する「つり目」(slant eyes)をポーズを取って議論を呼んでいる。 この教師は映像が流れた後、殺害の脅迫を受けたという。

2日(現地時間)、米ABC10ニュースと英日刊デイリーメールなどによると、カリフォルニア州サクラメントにあるグラントユニオン高校のスペイン語と進路指導教師のニコル・バケットは最近、画像で授業を進める際、つり目のポーズを取った。 指で目尻を上に上げるポーズは西洋人が東洋人の目を皮肉る代表的なアジア系人種差別行為だ。

講義映像でバケットは割れたつり目ポーズを取り「目尻が上に上がれば中国人、下に下がれば日本人、水平なら分からない」と学生たちに話した。

こうした行動に論争が起きると、バケットは英米圏の口伝童謡「Chinese, Japanese, dirty knees(中国、日本、汚い膝)」の人種差別的な面を説明するための行動だったという。 『中国、日本、汚い膝』は80年代に蔓延した遊び用の歌で、アジア系人種の子供たちに対する卑下的な意味が込められている。

しかし、バケットの授業映像はTwitter、Tik Tokなど各種SNSとオンライン・コミュニティに広がり、ネチズンの非難を浴びた。 バケットは個人のInstagramのアカウントなどを通じて「自分が殺害の脅迫を受けている」とアップしていた。

一部のネットユーザーは世界的なオンライン請願プラットフォーム「Change.org」に「反アジア的・人種差別的行動を非難すべきだ」という書き込みを共有し請願に参加するよう促した。 7500人の同意が必要な当該請願には、バケットに謝罪と200時間の地域社会でのボランティア活動を要求する内容を盛り込んでおり、3日(韓国時間)午後基準で6900人が同意した。

これに関しバケットが属する学区理事会は声明を発表し「教職員の侮辱的で人種差別的な言行に衝撃を受けた」とし「非常に深刻な問題だ」と明らかにした。

また、何人かの政治家らも、映像の中のバケットの行動に遺憾の態度を示した。 マイバン・サクラメント市会議員は「アジア系アメリカ人に対する人種差別的固定観念はどんな状況であっても、反アジア的人種主義と暴力が史上最高水準である時期には特に深刻だ」という立場を示した。

リチャード・パンカリフォルニア州上院議員も外信とのインタビューで、「我々(カリフォルニア住民)のうち、多くのアジア人にとって、映像の中のポーズは珍しくない。 不幸にも生きながらこういうのを繰り返し見てきたため」と明らかにした。

ただ、地元メディアによると、一部の生徒らは、該当映像について、「当時の授業過程の全体的な流れから切り取られている」とし、バケットを擁護したりもしたという。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ