3/9(金) 7:00配信
AERA dot.
作家の室井佑月氏は安倍晋三首相の数々の振る舞いに、国の行く末を危惧する。
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安倍首相が好んで使った「美しい国」とか「日本を取り戻す」とかいう言葉の意味が、未だもってよくわからない。美しい国とは、なにをもって美しいというのか?
日本を取り戻すとは、誰からなにを取り戻すことであるのか? そこを突っ込んで聞いた人っているのかな?
今更、そんなこと考えても仕方ないのか? そういうフレーズが日本国民はみんな好きでしょう、という感じで使った言葉だったり?
電通あたりに、「この言葉、ウケますよ」っていわれて。
まあ、その言葉はなんとなくウケた。一部の人は大喜びした。その言葉だけで顔をしかめる人はいなかった。
でも、今こそその言葉の意味を考えてみたい。安倍政権がつづいて、みんなが感じる、美しい国になったのか、日本を取り戻せたのか?
先日、米軍の三沢基地から飛び立ったF16戦闘機が火を噴き、燃料タンクを小川原湖に落とした。
米軍は漁業者に謝罪したが、油漏れの後始末は、自衛隊がやっているという。
日本を取り戻すどころか、安倍政権になり、この国を米国に差し上げたんじゃないかと思うことが多々ある。
安倍さんにとっては日本=安倍なのだから、そんなこと当然だと思うのかもしれない。そう考えれば、国会での悪辣な開き直りも納得できる。
そうそう、4月から小学校の授業で道徳が成績評価される教科となる。
そのうち、日本=安倍さん、っていうのが当たり前になったりして。テストでそれが模範解答になったりして。
本気で税金、納めるのがイヤになってきた。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報