日本は慰安婦被害者に対して満足な形で謝罪・補償がなかった

国連人種差別撤廃委員会で叱咤あふれ…今月30日に勧告を発表

「なぜ慰安婦被害者の満足な形で日本政府が謝罪と補償を行わないのか理解できない。」

16日(現地時間)から二日間、スイスのジュネーブで開かれた国連の人種差別撤廃委員会(the UN Committee on the Elimination of Racial Discrimination)の日本審議で慰安婦問題と関連した日本政府の謝罪と補償を要求する指摘があふれた。

20180819-02.jpg

少女像と慰安婦被害おばあさん(ソウル=聯合ニュース)第73周年光復節の15日、ソウル鍾路区、旧日本大使館前で開かれた「第6回世界日本軍慰安婦を称える世界連帯集会1348回定期水曜デモ」で参加者が「慰安婦被害おばあさんたちの写真を持ってスローガンを叫んでいる様子。

米国の人権活動家であるマックドゥゴル委員は、特に日本政府が主張する謝罪と補償が被害者の境遇では満足のいくものではなかったと指摘した。

マックドゥゴル委員の発言は、2015年12月、日韓政府間慰安婦の合意で慰安婦問題が解決されなかったという点を強調したものである。

ベルギーの出身マルク ボシュイ委員は、日本政府の報告書に慰安婦問題が言及されていないことに遺憾を表明し、2015年の合意が被害者を慰めて韓国女性の被害に対する責任を認める事にに失敗したという批判を受けていると指摘した。

ボシュイ委員はまた「日本に居住する40万人の韓国人はほとんど日帝植民地時代、強制的に日本に行った後、今まで選挙権も持たないなどの差別を受けている。る」と批判した。

日本政府が慰安婦被害者に補償する必要があり、慰安婦問題は、日韓両国の問題ではなく、全世界の女性の尊厳の問題との指摘も出た。

しかし、大鷹正人日本国連大使は慰安婦問題を指摘について、被害者を経済的、医療的に支援するために、財団が設立され、日韓両国が2015年に合意でこの問題は終結したとの従来の主張を繰り返した。

彼は「慰安婦被害者に対する補償問題は、サンフランシスコ平和条約、そして2015年に政府間の合意に法的に解決が完了した。」と語った。

彼は「性奴隷」という概念が慰安婦問題の議論に適していないため、受け入れることができません。架空的な要素が実際に代わっており、客観性を確保することが重要であると主張さえした。

委員は、日本国内で発生する在日韓国人などを対象としたヘイトスピーチ(hate speech・特定集団に対する公開差別・憎悪の発言)、沖縄(沖繩)米軍基地による住民被害などに対する日本政府の対応も指摘した。

委員会は今月30日、日本に勧告を発表する予定である。

聯合ニュース
https://goo.gl/mQ85Fs

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ