台湾に設置された最初の少女像…馬英九「日政府は賠償・謝罪しなければならない」

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△台湾の市民団体が台北州、台湾、日本大使館前で安倍晋三首相の顔が描かれたプラカードを持って慰安婦問題に対する日本政府の謝罪を要求している様子。[写真= AFP提供]

台湾で初めて日本植民地時代当時の慰安婦問題を象徴する「少女像」が建てられた。

14日、共同通信によると、台湾南部の台南に、この日の午前少女像が設置された。除幕式には、馬英九前前台湾総裁や、野党である国民党党関係者が参加した。

少女像は両手を振り上げ抵抗する姿を描写しており、当時の犠牲者たちの抵抗と無力感を象徴した。少女像と一緒に設置された壁には、中国語はもちろん、韓国語・日本語で当時の状況を説明した。少女像が設置されたのは、国民党が所有する敷地であり、日帝時代、当時の日本人が建てたデパートの前である。

これとは別に台北では、日本台湾交流協会台北事務所前には、慰安婦問題に対する日本政府の謝罪を要求する市民団体のデモが行われた。

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△14日、台湾台南市で開かれた少女像除幕式に出席した馬英九(左二番目)前台湾総裁が少女像を見つめている様子。[写真=馬英九Facebookの映像キャプチャ]

馬英九前総裁は「日本政府は謝罪と賠償をしなければならない。しかし民主進歩党は政権与党になっても2年以上、この問題について触れない。」と与党への批判の声を高めた。

像の設置を主導した「台南市慰安婦人権平等促進協会」は「慰安婦の歴史について理解を広げる目的のために、今年の4月に設置した。」と述べた。台湾政府は、少女像設置について「一切関係がない」という立場だ。産経新聞は「台湾で少女像が設置されたのは初めて」とし「日本と台湾の外交関係を悪化させる可能性がある」と述べた。

日本は1937年12月南京大虐殺など、数十万人の民間人を虐殺し、慰安所を設置し、民間人の女性を慰安婦にした。台湾現地ジャーナリストチャイナ・タイムズは、「台湾のだけで最小でも1200人の被害者がいるものとみられる。」と述べた。

ただし、台湾で慰安婦に認められたのは58人である。2人が生存している。日本政府主導で設立された「アジア女性基金」は、台湾の被害者に2002年までに補償金と受賞の謝罪を込められた手紙を伝達する事業を進めたが、被害者のほとんどは、「日本政府の責任が不明確である。」と受けなかったという。

イーデイリー
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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ