トップ会談によって、朝鮮半島はどう動くのか。武力衝突か、緊張緩和か。中朝国境では中国の基地局の電波が北朝鮮の領土まで及ぶ。
国境近くに住む北朝鮮住民の中には中国人と商売をするため中国の携帯電話を持つ人がいる。韓国人ジャーナリストの朴承ミン氏が、
3月から4月にかけ、そんな北朝鮮住民を探し直接電話をかけて生の声を聞いた。名前は全て仮名にした。
https://www.news-postseven.com/archives/20180507_670529.html
●キム・サンジュン(男性・29歳・大学生)の話
──金正恩委員長をどう思うか。
「それは人々がみな同じ考えだ。人前では言葉にできないが、陰では『子豚野郎』と呼んだり、『三代目熊の子野郎』と悪口を言う。
そいつ(金正恩)が、あの若い奴が、(声のトーンが高くなった)民が食べて生きていけるように統制を解くこともしない。毎日のように、
軍事準備をする、訓練するといい、住民が死んだり、食べるものがなくて悩んだりするのは眼中にもない。私の個人的な考えは、
『彼(金正恩)が寝ている間に死ねばいい』ということしかない」
──米国が北朝鮮を攻撃すると思うか。
「北朝鮮では、『朝鮮がない地球はない』と話す。私たちが核を保有しているため、米国やその追従国家(同盟国)らが、
私たちにむやみに怪我を負わせるようなことはできないだろうと思う」
──仕事は?
「建設労働の仕事をしている。給料は1か月に3000ウォン(45円)程度だが、貰った記憶はおぼろげだ。
仕事をしても給料日に国家に出す金が多く、賃金から控除されてしまう」
──食料などはどのようにして購入するのか。
「ここでは(国が)『やってはいけない』ということをしないと、食べて生きていくことができない。違法的なことをしているが、
この電話は盗聴される恐れもあるので、申し上げられない」
── 一つか二つだけでも教えてくれないか。
「希少金属、鉄鋼材などを集めて売っている。米は高くて買えず、3人家族で1か月に必要なトウモロコシ40kg程度をやっと買って、
トウモロコシの飯を食べて暮らしている」
──金正恩委員長の統治をどう思うか。
「ああ! このような話を電話で話すことは少し怖いが、(金委員長は)若い人なので以前は期待したが、期待とは違いすぎた」
──日本に対してどのような感情を抱いているか。
「日本といったら、今でも感情は良くない。36年間、朝鮮を強制占領して朝鮮人を沢山殺したから……。労働新聞に、(日本は)
日本軍慰安婦に謝罪をしなかったと出た。 私の年代の人々はまだ、(日本を)良くないと思っている」
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Source: おもしろ韓国ニュース速報