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なぜ日本に「中国地方」があるのか?

日本へ旅行に行った事がある人は、日本の本州西部に「中国地方」と呼ばれる場所がある事に驚いただろう。
事情を知らない外国人は、「ここ中国なの?」と聞くかもしれない。しかし、そこは「日本の中の中国地方」である。
我々中国人も、なぜ日本人が自分たちの土地に「中国地方」と名付けたのかわからない。

日本の中国地方は、総面積はそれほど小さくなく、鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県の5県からなる。人口は700万人ほどだ。
だから、中国内で、広島出身の日本人が「中国地方から来ました」と言っても、驚く必要はない。

『古事記』と『日本書記』で、すでに日本の中国地方を指して「中国」という単語が使われている。
1912年の中華民国成立時に、初めて「中国」という国家名称ができた。
それ以前に、日本にはすでに「中国」という地名があった。
その頃は、区別するために国家の中国を「支那」という侮辱を込めた名称で呼んでいた。

戦後、日本は国家の「中国」を認めざるをえず、日本の中国地方を「山陰山陽地方」と呼ぶことにした。

Source: ( `ハ´)中国の反応ブログ