米国のトランプ大統領が12日の記者会見で韓米合同軍事演習の中断に言及したことをめぐり、混乱が続いている。
こうした中、米紙ワシントン・ポストは12日(現地時間)、米ホワイトハウスの関係者が「定例的な合同演習は続けるが、大規模な演習は中断するという意味だ」と説明したと報じた。
これに先立ちペンス米副大統領は同日、共和党上院議員との昼食会で、半年に1度実施している韓米合同軍事演習は中断するものの、通常の演習は続けると明らかにした。
WSJによると、トランプ大統領が12日にシンガポールでの記者会見で韓米合同軍事演習の中断に言及すると、米国防総省では高官らが集まって、大統領の発言の真意をめぐって確認作業などの対応に追われたことが分かった。
ホワイトハウスの高官はペンス副大統領の発言に言及し「半年に1度実施している演習」と「通常の演習」について「違いがあまりないように見えるが、重要な違いだ」として「だから混乱が起きた」と述べた。
つまり、トランプ大統領の言及した通常以外の「合同軍事演習」とは「フォール・イーグル」「マックスサンダー」「乙支フリーダムガーディアン」など数千人規模の両国の兵力や戦闘機などが動員される大規模な演習を意味するというわけだ。このうち「乙支フリーダムガーディアン」は通常、8月中旬に実施される。
米国防総省のある高官はWSJに対し、トランプ大統領の発言が不透明だと指摘した上で、小規模演習も中断の対象となって影響を受けるのか、確認して決定する必要があると述べた。また、同省の別の高官は「ある程度のレベルでの演習はもちろん続ける」と述べた。
一方、国防総省のホワイト報道官は12日「マティス国防相が米朝首脳会談前にトランプ大統領と韓米合同軍事演習について協議したため、何も知らずにトランプ大統領の発表を聞いたわけではない」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00002587-chosun-kr
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Source: おもしろ韓国ニュース速報