ペロシ米下院議長、文大統領に「慰安婦正義の実現を見たい」
米国を公式訪問中のムン・ジェイン大統領は20日(現地時間)、ワシントン国会議事堂でナンシー・ペロシ下院議長など下院指導部と懇談会をして「韓米同盟は世界で最も模範的な同盟だ。 今後も同じ方向に進んでいくことを約束する」と述べた。 米国のバイデン大統領との韓米首脳会談を翌日に控え、両国の友愛と韓米同盟の重要性を改めて明らかにしたものとみられる。
ムン大統領は懇談会で「最近、米国の対北朝鮮政策の検討が完了し、その過程で両国は緊密に協力してきた。 こうした重要な時期にバイデン大統領の2度目の対面首脳会談を韓米間で行うことになり、私としてもコロナ以来初めての海外訪問」とし、このように述べたとチョン・マンホ青瓦台国民疎通首席が伝えた。
ムン大統領はまた、「米国議会は民主主義を支持する人類すべての議会だ。 今日の大韓民国が経済、文化、防疫においても発展した国になったことも、やはり民主主義の力だ」と強調した。 懇談会にはペロシ下院議長をはじめ、ステニー・ホイヤー下院民主党院内代表、スティーブ・スカリス下院共和党院内総務、グレゴリー・ミックス下院外務委員長、アダム・シープ下院情報委員長ら下院指導部とアンディ・キム連邦下院議員ら韓国系議員4人が出席した。
ムン大統領は「民主主義の土台には堅固な韓米同盟があり、韓国が困難な時にはいつも共にしてくれた米議会の信頼と支持が大きな力になった」とし、韓半島非核化と恒久的平和、コロナ克服、グローバル供給網再編、気候変動対応でも両国間協力が強化されるよう米議会の積極的な支持を要請した。
ペロシ議長はこれに対し、「議会を代表して大統領の訪米を超党的に歓迎し、尊敬と感謝を表する。 韓米だけでなく南北間にも国民間交流が活性化することを望む」と応えた。
ペロシ議長は「2007年、米下院で慰安婦決議を出したことがあり、安倍晋三元首相を会った時、それについて数回言及した」、「正義が実現することを見ていきたい」とした。
ステニー・ホイヤー下院民主党院内代表は「両国は気候変動、パンデミックなど地球規模の危機に対応する上でも重要なパートナーであり、世界平和と繁栄の重要なパートナーだ」と述べた。 グレゴリー・ミックス下院外務委員長は「バイデン行政府初期にムン大統領を招待したことは韓米同盟の重要性をよく見せてくれるもの」とし「韓米同盟が人工地域の平和と安定の核心軸」と強調した。
アンディ・キム下院議員は「両親が50年前に貧しい韓国から移民してきたが、下院議員になって大韓民国の大統領に議事堂で会えてとても感激した」とし「韓米関係は北朝鮮や中国に対する関係次元ではなく、韓国自体だけでも米国の非常に重要な戦略的パートナー」と述べた。
この日の懇談会でペロシ下院議長はムン大統領が送った新年の挨拶カードを見せながら「とてもきれいで大事にしている。 そのカードの内容にある人類の平和と繁栄のため絶えず努力するという文章も感動的だった」と述べた。
韓国系下院議員は口をそろえて、ムン大統領に挨拶した。 下院議員就任宣誓当時、韓服を着たことで話題になったメルリン・ストリックランド議員は、涙ぐんだ表情まで見せたという。 ストリックランド議員は「韓国で生まれ、米国議員になり、韓服を着て議員宣誓することができて、とても感激的だった。 韓国がうまくいけば米国もうまくいく」とし「韓国の歴史を見れば、ダルマのように復元力が強い国だ。 両国間には協力する分野が多い」と述べた。
ヨン・キム下院議員は「外務委委員として行政府間の交流だけでなく両国議会間の交流の活性化を望む。 韓米首脳会談が成功的かつ建設的に開催されることを願う」と述べた。 ミシェル・パクスティル下院議員は「昨年、民主・共和党からそれぞれ2人ずつ4人の韓国系議員が当選した。 非常に重要な両国のパートナー関係が引き続き強化されることを願う」と述べた。 懇談会ではワクチン協力や対北朝鮮ビラ法に関する具体的な議論はなかったという。
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Source: かんこく！韓国の反応翻訳ブログ
