(CNN) 絶滅の危機に瀕しているタイセイヨウセミクジラについて、今冬の出産シーズンに1頭の個体も生まれていないとみられることが28日までに分かった。一方で死亡して浜に打ち上げられる個体の数は増えており、種の存続がいよいよ危ぶまれる事態となっている。
4カ月間続くタイセイヨウセミクジラの冬の出産シーズンは今月で終わりを迎える。しかし、出産が行われる米フロリダ州、ジョージア州の沖合では、生まれたばかりのクジラの姿が全く確認できないと研究者らは指摘する。
米海洋漁業局でタイセイヨウセミクジラの保護に取り組むバーブ・ズーズマ氏はCNNの取材に答え、通常であれば母クジラと子クジラが当該の海域に4月半ばごろまでとどまっていると説明した。
海洋漁業局によると、現在生息するタイセイヨウセミクジラはわずか450頭ほどを残すのみとなっている。以下略
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Source: 海外のお前ら