イラン「韓国は食べ物と薬を奪った…敗者は韓国になるだろう」
イラン外務長官が韓国内のイラン凍結資産問題について「韓国がイラン人の食べ物と薬を買うのに使うお金を奪った」と批判した。
イラン政府ホームページによると、ザリフ外相は20日（現地時間）、「韓国が米国の命令によってイランの資産を差し押さえた」と主張した。
ザリフ外相は続いて「韓国の官吏たちに『あなたたちがイラン国民の食べ物と薬を買うのに使うべき金を凍結し、これは米国の命令に従ってイラン国民の食べ物と薬を奪ったものだ』と話した」と付け加えた。
同氏は「韓国は今回の出来事が今後、韓国に対するイラン国民の態度に影響を及ぼすことを認識しなければならない」とし「結局、このゲームで敗者は韓国と韓国の産業になるだろう」と述べた。
米国の制裁で韓国で凍結されたイラン資金は、70億ドル（約7兆6千億ウォン）と推算される。
イランは10年間、イラン中央銀行の名義で、IBK企業銀行やウリィ銀行にウォン口座を開設し、同口座を通じ、原油輸出代金を受け取ってきた。
しかし、米国政府は2018年、イラン中央銀行を制裁リストに載せ、同口座を通じた取引が中断され、イラン政府はこの凍結資金を解除するよう要求してきた。
これに先立ち、イラン革命防衛隊は4日、湾岸海域で海洋汚染を理由に韓国の化学運搬船「韓国ケミ」を拿捕したが、これについて、イラン凍結資金問題を解決するための圧迫カードという分析に重点が置かれている。
韓国政府は、韓国ケミの拿捕とイラン凍結資金問題を論議するために、10日、チェ・ジョンゴン外交部第1次官を代表とする代表団をイランに派遣した。
韓国代表団は、イラン最高指導者の外交顧問であるカマル・ハルラジ外交政策戦略委員会委員長やモハマド・ザリフ外相らイラン高官と会談したが、事態の早期解決には失敗した。
Source: かんこく！韓国の反応翻訳ブログ
