「コロナ失業大乱」5月の失業者127万8000人「史上最大」

2020年5月の雇用動向…就業者39万2000人減少し、3ヶ月連続で減少

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新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の影響で、今年5月に失業者が史上最大を記録した。就業者数は前年同月比39万2000人減少し、3ヶ月連続で減少を示した。

統計庁が10日に発表した「2020年5月の雇用動向」によると、今年5月に失業者は127万8000人で、前年同月より13万3000人増加した。

これは、1999年の統計集計以来、5月ベースで過去最大規模だ。失業者の増加は、これまでコロナ19で延期された採用手続きが再開され、非経済活動人口が求職活動に乗り出したことによるものと分析された。

年齢別では50代の失業者が7万4000人(42.9%)増加して大幅な増加を示したし、60歳以上の3万8000人(23.6%)、40代2万8000人(17.5%)の順で高かった。

失業率は4.5%で、前年同月比0.5%p上昇した。青年失業率も10.2%で、前年同月より0.3%p上昇した。

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失業者が増加した一方、就業者減少は続いた。今年5月の就業者は2693万人で、前年同月比39万2000人(-1.4%)減少した。

これ就業者は4月に続いて3ヶ月連続で減少傾向を示した。就業者が3ヶ月連続減少は世界的な金融危機があった2009年10月以来初めてだ。

産業別に見ると、コロナ19により対面サービス業種の宿泊飲食業などでの就業者の減少が目立った。卸売業者や小売業者の就業者は18万9000人減少し宿泊施設と飲食店業の就業者も18万3000人減少した。コロナ19余波でイベントキャンセルが続き、団体や組織・修理やその他の個人サービス業の就業者数も8万6000人減少した。一方、コロナ19で就業者が大きく減ると、政府が老人雇用事業を再開し、保健業および社会福祉サービス業の就業者は13万1000人増加した。

従事者別常用労働者は39万3000人増加し、一時・日雇い労働者は65万3000人減少した。従業員の自営業者は20万人減少しており、従業員のない自営業者は11万8000人増加して一人自営業者が大幅に増えたことが分かった。

雇用率も下落した。4月15歳以上の雇用率は60.2%で、前年同月比1.3%ポイント下落した。15~64歳の雇用率(OECD比較基準)は65.8%で、同期間1.6%p下落した。15~29歳の青年雇用率も42.2%で、前年同月より1.4%p下落した。

同じ期間の経済活動をしていない非経済活動人口は1654万8000人で、同期間の55万5000人増加した。

非経済活動人口のうち休ん人口は228万6000人で、前年同月より32万3000人増加した。求職断念者も57万8000人で、同じ期間の3万9000人増えた。

拡張失業率は14.5%で、前年同月比2.4%p上昇し、2015年の統計作成以来、史上最高を記録した。青年拡張失業率も26.3%で、史上最高値を示した。

統計庁の関係者は、「生活の中の距離を置くに転換された中で、就業者の減少は4月に比べて縮小された」とし「今後、コロナ19確定者の増加傾向と、製造業がどのように行くのかに応じて、減少幅がどの方向に進むか見守る必要がある」と述べた。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ