為替レート1130ウォンも破られた…輸出緊急事態

1127.70ウォン…19ヶ月ぶりに最低
弱ドルの影響が追加下落につながる模様

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急な下落傾向を見せていたウォン・ドル為替レート1130ウォン台が崩壊した。終値基準1130ウォン台が崩れたのは1年7ヶ月ぶりだ。最近の世界的なドル安とウォンと同調現象を示す人民元高が続いたことによるものだ。

26日のソウル外国為替市場でウォン・ドル為替レートは、前取引日(1132.9ウォン)より5.2ウォン下げた1127.7ウォンで取引を終えた。この日、ウォン・ドル為替レートは、前取引日より2.9ウォン下げた1130.0ウォンで出発した。以後下げ幅を育てて1129ウォン台に落ち、再1128ウォン台に低下した。ウォン・ドル為替レートが終値基準1120ウォン台に下がったのは、昨年3月21日(1127.7ウォン)以来1年7ヶ月ぶりだ。

専門家は、最近の世界的なドル安と人民元高でウォン・ドル為替レート下落が当分続くものと予想した。コロナ19以降、中国景気回復の速度が最も速く表示され、米国では大規模な景気浮揚に資金を供給すると観測されるからである。

金融市場の関係者は、「中国と密接な経済圏にあるウォンは、人民元に連動して動くので、軒並み高につながっている」、「3・4四半期、中国経済成長率が回復し、中国の資本市場が開放され、人民元高が当分続く見通し」と話した。 続いて「米大統領選挙で民主党のバイデン候補が有利な中、米国の莫大な財政浮揚策が出る可能性がある」とし「ドル安は維持されるものと見られる」と付け加えた。

実際、ウォン・ドルレートの追加下落の可能性も提起されている。 国際金融市場の専門家は「2008年のグローバル金融危機以降、長期的にドル安が続き、追加的なドル安の可能性もある」とし「ウォン·ドル相場が1150ウォンを割り込んだ後は、1100ウォン台まで下がる可能性が高い」と見通した。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ