米中新冷戦時代突入…韓国が最も危険

G2討論…初日から展開される

米国・ファーガソン「技術戦争の段階を超えて、代理戦争ではなく、核戦争になるだろう」

中国・リンフー「米国の深刻な貿易赤字、他国のせいにしてはならない」

◆第20回世界知識フォーラム◆

20190926-07.jpg

「現在、米国と中国の間の貿易戦争は、技術戦争の段階を超えて、すでに歴史的に第2次冷戦( cold war)に突入しました。第二次冷戦状況で最も恐れなければならない国は韓国だと思います。」

新冷戦的と評価されている最近の米中経済戦争のために韓国が最も大きく悪影響を受ける可能性があるという警告が出た。世界的な経済史学者に数えられるニーアル・ファーガソン ハーバード大学教授は25日、ソウル奨忠アリーナで開かれた第20回世界知識フォーラムの開会式で「G2経済戦争」というテーマの開幕議論を通じて「第1次冷戦初期に何があったのかを考えてみなさい」としながら「第二の冷戦は代理戦ではなく、核戦争になる可能性がある」と見通した。

ファーガソンはこの日、「中国は(聴衆の)みなさんの昼食を奪って食べるだろう」とし、中国の不公正な経済構造の問題点を強く批判した。彼は「フェイスブックは全世界のほぼすべてで使っているのに、中国にだけ入っていない」とし「中国がフェイスブックを差別したからだ」と指摘した。これに対抗し、世界銀行のシニア副総裁を務めたリンフー北京大学経済学科教授は、「(経済戦争の始まりとなった)米国の貿易赤字は、自主的な生産は少なく、消費が過度なところに発生した米国内の構造的な問題が原因」とし「米国の国内問題を他国のせいにしてはならない」と反論した。

この日の「トランプの未来」をテーマにしたセッションでは、親トランプ派であるデビッド・アーバン米国戦争記念委員会議長と「トランプスナイパー」と呼ばれるボブ・ウッドワード、ワシントンポスト副編集長間の舌戦が1時間余りの間続いた。ウッドワード副編集長は、「駐韓米軍撤収のようなトランプ大統領の衝動的な行動や発言は、ややもすれば戦争を誘発する可能性もある」と警告した。アーバン議長は「トランプ大統領が大統領選挙を控えて防衛費分担金引き上げのような問題を改めて提起することしたが、在韓米軍の撤退のような決定はしていない」とし「米朝首脳会談のような成果は、過去のどんな米国大統領も果たせなかったトランプの遺産として残るだろう」と述べた。

王家瑞中国宋慶齢基金会主席(第12期中国人民政治協商会議副主席)は祝辞で共生を通じた世界平和を強調した。彼は「人類全体の利益と未来に責任を負うという精神で自国の利益を極大化するとともに、共同の利益も極大化しなければならない」とし、「そうしてこそ真の共存を遂げることができる」と強調した。

「知識革命5.0-人類繁栄のための洞察力」をテーマに開かれている今回の世界知識フォーラムには、政財界オピニオンリーダー3500人余りが初日に出席した。ムン・ジェイン大統領は動画祝辞で「世界知識フォーラムが今後もより幅広く高いレベルの知識共有の場となって欲しい。韓国も、地球と人類の問題を国際社会とともに解決していくための知識への投資をさらに育てていく」と知識の蓄積と共有のための政府レベルの投資を約束した。チャン・デファン毎経メディアグループ会長は「信頼性の高い知識プラットフォームは、正確な情報を提供して未来志向の決定を可能にする」とし「過去20年間、世界知識フォーラムは、知識の宝庫であり、集団知性の報告という役割をしてきた」と述べた。

ttps://ux.nu/xXVvh

Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ