8月10日に放送したJTBCの『部屋の隅1列』では、作詞家のキム・イナと日系韓国人政治学者のホサカ・ユジ(保坂祐二)教授が出演して、映画『ヌンギル(視線)』と『アイ ケン スピク(I can speak)』について扱った。
『ヌンギル(視線)』と『アイ ケン スピク(I can speak)』は慰安婦問題を扱った作品という共通点がある。『ヌンギル(視線)』キム・セロンとキム・ヒャンギが主演、『アイ ケン スピク(I can speak)』はナ・ムニとイ・ジェフンが主演の映画である。この日の出演者は二つの映画を見て、痛い過去を記憶したと再確認をした。
『ヌンギル(視線)』は日帝強占期に異なる運命に生まれたが、同じ悲劇を過ごさねければならなかったチョンブン(演=キム・ヒャンギ)とヨンエ(演=キム・セロン)の二人の少女の切ない友情を扱った。二人はそれぞれ別の理由で日本軍に連行されて慰安婦になり、チョンブンはその傷を抱いて老人になるまで暮らした。『アイ ケン スピク(I can speak)』は実在の慰安婦被害者であるイ・ヨンスンさんの話を収めた。慰安婦だった主人公が直接英語を学び、自分が日本軍から受けた事をアメリカで証言する姿が特に涙を誘ったた。
映画に収められた内容のように、被害者はいるのに日本は過ちを認めない。 ホサカ・ユジ教授は、「私も受け入れる事ができない。日本の人だったから必ず明らかにする。そうしなければ日本は多分、滅んぶと思う」とし、「日本が慰安婦問題を隠ぺいしようと努めている」と話した。
これは1965年の韓日協定を締結した際、事を性急に処理したせいである。陳重権(チン・ジュングォン=評論家)は、「日本はあの時に終わった話を蒸し返すのかと言う」と述べ、見ている者を憤怒させた。朴槿恵(パク・クネ)政権時代の2015年には、10億円を与える事で終わらせてしまった。ホサカ・ユジ教授は、「人道的責任を感じてはいるが、法的責任は認めない。謝罪もかなり曖昧だ」と怒りを表した。
ピョン・ヨンジュ監督は、「個人被害者がいるのに、国家が個人被害者の同意を受けずに被害者全体を代弁する事はできない。団体vs団体ではなく、個人被害者と加害当事国があるのだ」と述べた。それほど法的に間違っている事である。
このような状況の中で、一般の人々は何をする事ができるのだろうか。陳重権は、この映画が記憶を語っているようだと話した。『ヌンギル(視線)』も『アイ ケン スピク(I can speak)』も、慰安婦被害者が痛い記憶が収められた写真を持っている姿が登場する。(分からないので略)
多くの大韓民国国民は慰安婦問題について100%は分からないが、深刻性と問題性を認知している。 これを続けて記憶して忘れないよう、振り返る事が重要である。『ヌンギル(視線)』と『アイ ケン スピク(I can speak)』は、このため作られた訳である。日本の心からの謝罪のために必要な一人、一人の努力でもある。
ソース:Newsen(韓国語)
http://www.newsen.com/news_view.php?uid=201808102000084110
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Source: おもしろ韓国ニュース速報