11日、業界によると、LGディスプレイは、当初LCDの生産を計画していた京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市の10.5世代の生産工場(P10)で、OLEDを製造する案を検討している。P10は、サッカー場14面の規模(10万1230平方メートル)で、単一の工場としては世界最大規模となり、10兆ウォン(約1兆円)が投入される。
LGディスプレイが、このように戦略変更を余儀なくされている理由は、中国の大量生産によってLCDパネルの価格が大幅に下落し、収益を出すのが難しくなっていることによる。LGディスプレイの売上高の中で、LCD事業の割合は約90%に達しているが、LCDパネルはすべてのサイズで価格が下落傾向にある。
また、サムスンディスプレイも、段階的にLCD生産を減らし、OLEDに軸足を移している。サムスンSDIが07年に世界初のOLEDを量産したのに続き、13年にサムスンディスプレイは、最初のフレキシブル(曲がる)OLEDを量産した。12年には、モバイル用ディスプレイメーカー「サムスンモバイルディスプレイ」とサムスン電子LCD事業部が合併し、OLED事業に集中投資した。
業界では、中国のディスプレイ事業がLCDにとどまらず、OLEDまで脅かすと見ており、今年中に13万枚規模の中小型OLED設備投資に乗り出すことが予想されているという。現在、OLEDパネルの中韓間の技術格差は、韓国が中国を5年程度上回っているものと推定さているようだ。
業界関係者は、「(中国が)事業の中心をOLEDに早く移した場合、来るべきときが来たという感がある」とし、「中国がOLEDにも資金を注ぎ込むため、(OLEDは)安全地帯ではない」と述べているという。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「今は技術流出を防ぐことが一番大切」「どうせいずれは韓国から中国にOLEDの技術が流出する」「産業スパイ、海外への人材流出、これが最大の課題」など、技術流出を懸念する声が多く寄せられた。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
http://www.recordchina.co.jp/b600426-s0-c20-d0124.html
因果応報
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Source: おもしろ韓国ニュース速報