1: 2018/02/19(月) 13:28:09.26 ID:CAP_USER

「畜産の糞尿が深部地下水に流入」波紋

済州道調査の結果、15カ所のうち9カ所が硝酸性窒素「基準値超え」

沈積された糞尿が降水時に地層や深部にまで流入汚染加重

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[済州道民日報資料写真]畜産の糞尿が無断排出された済州道内の地下水の硝酸性窒素が基準値を超えていることが確認されるなど、問題の深刻さを示している。

翰林巴上明里一帯の地下水の家畜の糞尿の流出範囲が下流地域まで広範囲にわたって、雨が降ると雨水と一緒に透水性の地層や深部地下水にまで流入することが確認され、畜産廃水による汚染がどの程度なのか実感させている。

特に畜産糞尿の無断排出地域の地下水観測井14カ所のうち9カ所で硝酸性窒素の濃度が地下水環境基準を超過しているうえ、汚染された地下水を自然浄化で水質を回復するにはかなりの時間がかかると判断され、問題の深刻さを表わしている。

済州道は翰林上明里の家畜の糞尿の無断排出による近隣地域の地下水の汚染実態調査の結果と、汚染度が高い地下水の揚水・排出試験の結果を19日に発表した。

道によると、家畜の糞尿の不正排出地域の地下水観測井14カ所を対象に、昨年8月から12月までの降雨前・後の水質試料など計430件の地下水の水質を分析した結果、汚染指標項目の硝酸性窒素の濃度が環境政策基本法に基づく地下水環境基準(10mg / L以下)を超える観測井が9カ所と調査された。

観測井によって多少の差はあるが、一部の観測井の場合、水質試料の採水のタイミングによって水質の変化が非常に大きく、硝酸性窒素の濃度が生活用水の水質基準(20mg / L)を超えており、全体的に降雨直後に硝酸性窒素の濃度が高い傾向を示した。

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家畜の糞尿による地下水汚染の実態を掘削して調査している。

汚染度が高いことが調査された2つの観測井の揚水・排出試験実施の結果、揚水初期には生活用水の水質基準(20mg / L)を超えていた硝酸性窒素の濃度が、揚水・排出が続いたことにより徐々に下がって、約12mg / L水準まで水質が改善された。

しかし、揚水・排出を中断して一定時間が経過した後再び再開した場合、初期排出水の汚染濃度が再び上昇する様子を見せた。

特に地下水汚染の範囲と帯水層別水質汚染の現状等を把握するために、家畜の糞尿の不正排出の下流約200m地点で実施されている調査・観測井の掘削過程で回収された掘削コア(深度21m区間)でも、家畜の糞尿の流入の痕跡が確認された。

これによって、家畜の糞尿の流出範囲が下流地域まで広範囲だと推定されている。

これらを総合すると、地層に沈積されている家畜の糞尿が降雨時に雨水と一緒に、透水性の地層や地下水管のケーシング外壁に沿って深部地下水に流入することが確認された。

一度汚染された地下水を短期間で人為的に改善させることには限界があり、自然浄化による水質回復にはかなりの時間が必要になると判断されたことによって、道は家畜の糞尿の排出施設に対する事前管理を強化していくことにした。

現在進行中の3カ所の掘削調査が終われば、地下水の水質専用観測工業に転換して常時水質監視システムを構築する計画である。

道はまた、2022年までに全域に拡大して養豚場など地下水汚染誘発施設の近隣地域の水質汚染の監視を強化していく方針だ。

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[済州道民日報資料写真]家畜の糞尿の不正排出の様子。

ソース:済州道民日報 2018.02.19 09:53(韓国語)
http://www.jejudomin.co.kr/news/articleView.html?idxno=96698

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Source: おもしろ韓国ニュース速報