2018年2月19日、ノーカットニュースなど複数の韓国メディアは、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪スピードスケート女子500メートルの決勝レースが終わった後に日韓の選手が見せた友情について伝えた。
18日に行われた決勝レースでは、小平奈緒選手が金メダル、韓国の李相花(イ・サンファ)選手が銀メダルを獲得した。小平選手はレースを終えた後、涙を流す李選手に近づき、李選手を抱きしめ「私はあなたをリスペクトする」と健闘を称えた。その後、涙を拭いた李選手は小平選手と共に、それぞれの国旗を手に持って試合会場を訪れた観衆の歓呼に応えた。
ノーカットニュースは「レースを終えた2人は同じ目標に向かって汗を流した友人に戻った」と2人の友情を紹介している。国際オリンピック委員会(IOC)もホームページでこのニュースを伝え、「金と銀が決定した後、新チャンピオン小平が李相花に近づいた」とし「2人は(それぞれの)国旗を持って共に氷上に立った」と伝えた。
米AP通信は「試合後に李相花と小平が各自国旗を持って共に競技場を回った」とし、「歴史的な問題で仲が良くない両国が、スピードスケート競技場では和合を見せてくれた」と強調した。また、米NBCも「新チャンピオン小平とオリンピック3連覇に失敗した李相花が互いに激励する場面は、スポーツマンシップとは何なのかということを見せてくれた」と喝采を送った。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「2人の姿は今回の五輪で最高の場面だった」「両選手を見て感動した」「国も人種も宗教も理念も、私たちは全てを飛び越えることができるんだ。本当にありがとう」「これがまさにスポーツ選手のあるべき姿」など、2人の友情に感動の言葉が多く寄せられた。その他、「このまま日本と仲良く過ごしたい」と願うコメントもあった。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報