▲ インサイト(左)、グリコ(右)
[インサイト]キム・ヨンジン記者=我々が日本のオサカ(以下、大阪)を旅行した時、必ず向かう名所がある。
様々な美味しい店、雑貨店、居酒屋が整然と並ぶトトンボリ(以下、道頓堀)である。大阪の中心部であり観光客の必須コースだ。
道頓堀に行けばユニークな現象を目撃するが、橋の近くで両手を高く上げて片足を上げたまま写真を撮る人が多い。
一体何をしているのだろう?空でも飛びたいのだろうか。
これらは遠くの巨大な電光掲示板に描かれた『クリコ(以下、グリコ)』のポーズを真似ているのだ。
電光掲示板の男性であるグリコちゃん(こう呼ばれている)は、両手を上げて熱心に走っている姿である。
▲ gettyimagesBank
観光客は大阪の象徴と見られるグリコちゃんのポーズを真似て、「私は大阪に来た」を証明するのである。
このような理由で我々には『グリコ』という単語が非常になじみ深くなった。しかしグリコとは何の意味なのか、どのような名称なのかはよく知らない。
グリコは日本で『グリコ(発音違い)』と呼ばれる。正式名称は『エジャキ・クリコ(以下、江崎グリコ)で、日本の大手製菓メーカーだ。
日本市場で江崎グリコはこの上なく膨大な影響力を及ぼす。各種生活必需品マートやスーパー、コンビニに行けば該当のメーカーの製品を容易に見つける事ができる。
我々は無意識に日本で美味しいと噂が立った製品を買って食べるが、おそらく十中八九は江崎グリコの製品だろう。
(写真)
▲ オンラインコミュニティー
江崎グリコが生産する製品のうち、最も有名なのはポクジョシボリ(以下、牧場しぼり)というアイスクリームである。
アイスクリームが柔らかく、香ばしいのが有名で国民アイスクリームと呼ばれ、韓国にまで口コミや日本旅行に行けば必ずコンビニで買って食べなければならない製品の一つでに数えられている。
ところが衝撃的な事実を一つ伝える。この製品の主原料である原乳の生産工場が福島県 南相馬に位置しているという事実である。
南相馬は去る2011年、福島原子力発電所事故が発生した地域から約20~25km離れた場所である。一言で言えばすぐ近くだ。
地理的な距離からその深刻性が伝わらない場合、実際の事例を挙げる。
▲ グリコ
ソース:インサイト(韓国語)
http://www.insight.co.kr/news/154242
>>2につづく
本紙は去る3月20日、『“福島は安全”という日本政府を信じて“放射能被爆”したという女性』というタイトル(見出し)で記事を報道した。
この記事の内容は、福島原子力発電所から半径20km以上離れた地域なら安全という日本政府の言葉を信じた女性が、自宅に留まってから放射能を被爆したというのがメインだった。
この女性は突然の脱毛、肌の発疹、歯牙腐食などの異常症状で病院に行ったが、『原因不明』の診断を受けたと説明した。
そして福島原子力発電所の事故によって放射能に被爆したと主張した。
彼女の名前はヌマウチ・エイコ(たぶん、沼内恵美子)、彼女が住むは福島県 南相馬だった。現在、江崎グリコの原乳生産工場がある場所である。
▲ YouTube『Al Jazeera English』
実際に江崎グリコの牧場しぼりをよく見ると、福島県 南相馬で製造されたという事実を確認する事ができる。
原産地の表示には正確に福島県 南相馬市と書かれている。
もちろん個人の選択は自由だ。しかし知っておくべき事は絶対に知っておかなければならない。
江崎グリコは日本政府の『食べて応援しよう!』 キャンペーンに参加して、福島地域で生産された原材料で製品を製造、流通している。
という事であなたが選択すれば良い。『食べて応援しよう!』に参加したければ買って食べても良い。
▲ オンラインコミュニティー
・・・おしまい☆
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Source: おもしろ韓国ニュース速報