実証主義経済史学者のイ・ウヨン落星垈(ナッソンデ=地名)経済研究所研究員が「朝鮮人強制連行」という希代の嘘を歴史的資料で問いただす放送を始めて注目をあびている。
イ・ウヨン研究員は去る16日、YouTubeチャンネル「イ・スンマンTV」に出演して「危機韓国の根源:反日種族主義シリーズ4-強制連行の神話」を主題に講義を始めた。
イ研究員の講演は豊富で客観的な歴史的資料を土台にしており、特に際立って見える。
現在の国内研究者の大部分は日帝末期1939年9月から1945年8月15日まで約6年間、日本に渡っていった72万人の朝鮮人勤労者がすべて日本に強制的に引きずられて行って「奴隷労働」をさせられたと主張している。
このように現在の国内学界が踏襲している「強制連行」、「強制労働」説は北朝鮮を祖国とする在日同胞集団の在日本朝鮮人総聨合会から始まった。
イ研究員によれば、強制連行という嘘は1965年、韓日国交正常化で北朝鮮が包囲・孤立されることを憂慮した朝総連系朝鮮大学の教員、朴慶植(パク・キョンシク)氏が初めて扇動したものだ。
イ研究員は「パク・キョンシクの1965年発行した本のタイトルも『朝鮮人強制連行の記録』となっている」とし、「この主張は2018年の今まで最も強力な学界の通説として残っている」と話した。
引き続き「これは過去50年間、韓国の政府機関、教育機関、メディア界、文化界この社会全般にわたって影響を及ぼし、結局、韓国の人々の一般的な常識に位置した」とし、「「強制連行」という歴史歪曲は韓国の反日民族主義を作り出すのに大変重要な役割を果たした」と指摘した。
「強制ではない自発的選択…日本は当時の朝鮮人青年たちにとって『ロマン』だった」
(多くの朝鮮人は、密航ブローカーに高額の金額を与え、小さな船に命をあずけて日本に密航しようとした)
放送でイ・ウヨン研究員は一枚の日本人の写真が朝鮮人徴用労働者に変身して広がっている事実を告発した。
問題の写真は1926年9月9日、日本の旭川新聞に掲載されたもので、北海道の土木建設現場に監禁されて強制労働に苦しめられた日本人たちの写真だ。
写真に含まれた日本人たちはみな肋骨が出てやせこけているように見える。
このような日本人の写真が現在の韓国では「朝鮮人労働者」がどれほど激しい苦難に会ったか見せるために使う資料として活用されているというのが彼の説明だ。
実際、昨年7月、誠信(ソンシン)女子大のソ・ギョンドク教授は日本政府の不当な行為を知らせるために米国ニューヨーク・タイムズスクエア電光掲示板に該当写真を掲げた。
また、釜山(プサン)に位置した国立日帝強制動員歴史館にある朝鮮人追悼塔の後にもこの写真がついている。
さらにこの写真は国内の大部分の韓国史教科書にものせられている。
特に民労総、韓国労総、挺身隊対策協などが主導する「日帝下強制徴用労働者像設置推進委員会」はこの日本人写真をモデルにして国内のあちこちに「労働者像」設置を推進中だ。
イ研究員は「私たちは米国にまで行って日本人を韓国人だと広告しながら私たちが日本人たちにこのようにやられた、と第三者にとんでもない宣伝をしたようになってしまった」とし、「学校だけでなく全国民を対象に反日民族主義を鼓吹すること、それで何が得られるのか、真にでたらめのような妄想といわざるをえない」と付け加えた。
(左側)1926年9月9日、日本の旭川新聞に掲載された日本の強制労働者写真。
(右側上段)昨年7月、誠信(ソンシン)女子大ソ・ギョンドク教授らが日本政府の不当な行為を知らせる目的で米国ニューヨーク・タイムズスクエア電光掲示板に掲示した写真。
(右側下段)韓国教科書に載った問題の写真を説明するイ・ウヨン研究員。
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Source: おもしろ韓国ニュース速報