2018年4月25日、韓国・京郷新聞はこのほど、日本の韓流が「イベント色の強い“ブーム”ではない“日常”に変わった」と報じた。
記事によると、今月13~15日に幕張メッセで行われた韓国文化フェスティバル「KCON 2018 JAPAN」には3日間で6万8000人余りの観客が訪れ、人気韓国アイドルグループの公演など韓国文化を楽しんだという。これに関し記事は「アイドルグループの人気と同じくらい印象的だったのは、韓流ブームではなく日常になった韓国文化だった」と伝えている。
幕張メッセのコンベンションホールに到着した記者は「弘大(ホンデ、ソウルの若者が集う街)のよう」との印象を受けたという。若い観客らはアイドルグループのカバーダンス大会を見学したり、韓国料理を食べたりしながら展示会場を歩き回っていたそうだ。また韓国の若者の間で流行している「一文字眉毛」「赤いリップ」といったメーク法や「シースルーバング」などの髪型をした人も多く見られ、「外見だけでは日本人か韓国人か区別するのが難しい」ほどだったとのこと。
コンベンションホールの一角ではチキン、韓国式おでん、のり巻き、チーズタッカルビ(鶏肉と野菜のコチュジャンソース炒め)、ホットク(韓国風おやき)などの韓国料理が販売され、長い行列ができていたとも伝えられた。
記事では「こんなにも多くの日本人がどのように韓国の10~20代のアイドルを好きになり、同じ料理を食べ、似たようなメークをするようになったのだろう」と疑問を投げ掛けている。日本メディアによる韓流「ブーム」ではなく、韓流ファンらはメディアでは教えてくれない韓国人の日常をSNSで学んでいるというのだ。実際にKCONでは日本と韓国で人気の高い15人のユーチューバーらが出席してメークアップショーとファンミーティングのイベントも行われ、多くの人が集まったそうだ。
また「インスタグラムのハッシュタグを韓国語でつけることも日本人ファンの間で人気になっている」とも伝えている。フェスティバル最終日には「SNSで活用可能な簡単なハングル講座」が開かれ、日本人の観客100人余りが会場を満たしたという。
記事は最後に「日常に焦点を合わせた韓流の人気は、韓国製品に対する関心にもつながっている」と指摘。会場では中小企業を中心にBBクリーム、シャドーといった韓国コスメが人気を集めたそうで、ブースを出した関係者は「韓流人気ルートに乗り、製品の人気が続いている。日本のほかにもベトナム、タイ、インドネシアなどで人気」と話したとのこと。
これを受け、韓国のネットユーザーからは「韓国の精神文化は世界を先導するに値する。南北平和ムードになれば世界中の中心に立つこともできる」「韓国はそれなりに自慢できる国。わずか70年で世界の最貧国から経済規模10位台に踊り出たし、何よりも不正腐敗の大統領を国民の手で弾劾させた国」「ろうそくデモ以降自信を持つようになった。これに南北交流まで実現したらもっとプライドが生まれるだろう」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領のおかげ」などのコメントが寄せられ、かなり自信を持っているようだ。
一方で、日本人については「日本には優しい人も多いし、君たちは憎くない」「若い人はまだいいけど…」と前置きしながらも、「右翼寄りの政治家や一部の人たちは嫌」「日本人は突然豹変する国だから警戒すべき」とする声も上がった。「韓国の方がもっと日本にハマってると思うけど…。だって訪日観光客1位は韓国だもの」と指摘するユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)
日本国民の9割が嫌韓だって事実は変わらないのに
ショボくね?
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Source: おもしろ韓国ニュース速報