高氏の新作詩集の出版を準備中だった出版社の関係者は12日、聯合ニュースの取材に対し「昨年下半期に高氏から原稿を受け取り、出版の準備をしていたが作業を中断した。いつ出版できるかは分からない」と明らかにした。詩集出版は高氏の文壇デビュー60周年を記念する意味もあったという。
高氏はかつてノーベル文学賞候補にも名前があがった韓国文壇の重鎮だが、女性詩人の崔泳美(チェ・ヨンミ)氏(56)が大物詩人による自身や後輩への常習的なセクハラを詩で暴露し、高氏が加害者に挙げられた。
崔氏の暴露により高氏への非難の声が高まったが、高氏は韓国内では立場表明をせず、海外メディアを通じ「恥ずかしい行動はしていない」と述べ、作品活動を続ける意向を示していた。
その後、韓国内では高氏への非難がさらに高まり、詩人としての活動は困難な状況となった。中学・高校の教科書に掲載されていた高氏に関する内容や作品は全て削除されることも決まった。
また、展示館の運営など高氏に関する事業を展開していた地方自治体や公共機関は関連施設の撤去や事業の撤回に乗り出した。
高氏は、自身が設立を主導し常任顧問を務めた団体、韓国作家会議が高氏の懲戒処分について協議する方針を明らかにしたことを受け、同団体を先月脱退した。
聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/12/2018031202139.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報